内容説明
「私は好奇心の強い女」……。新聞広告でみかけた魅惑の題名。思わず新聞を切り抜く原田少年だが、親に知られると恥ずかしい。ごまかしついでに始めた映画宣伝コレクションは、やがて原田少年を「ゴッドファーザー」へと誘う(表題作)。赤ん坊・原田宗典が、少年、青年、そして父親へと成長する間、いつも映画は傍らにあった。軽妙にかつ愉快に描かれるシネマへの愛と家族への思い。やがて胸が熱くなる名エッセイ集。(講談社文庫)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Humbaba
3
昔の友人が素晴らしい仕事を成し遂げる.非常に誇らしく祝福したい気持ちを持ちながら,同時に非常に強い嫉妬心に駆られる.その矛盾は簡単に解決できないが,それに悩むことは間違いではないだろう.2013/01/27
Takashi Tokairin
0
映画回顧録という感じでしょうか。2007/09/26
木公
0
この本を読んで、とりあえず映画『ゴッドファーザー』を見た。2007/11/09
bionic_giko
0
作者の映画にまつわるエッセイあれこれ。 うんうん頷きつつ、にんまりしつつ、映画っていいなぁって思う。 最近観てないから、なんか観に行こうっと。