内容説明
「立たない」つらさに苦しむ47歳。結婚できず、切実な思いで「花婿学校」に通う33歳。職場の人間関係に悩み、相談窓口に駆け込む40歳……。しんどいのは女や若者だけじゃない。働き盛りの男たちこそ、仕事に家庭に恋愛に、そして性をはじめとした心身全般の不調に悩んでいるのだ――。そんな男たちのグチを、女性記者(40歳・独身)が時に共感し、時に自分を棚に上げ(?)ながら聞き出した一冊。意外と男も、いや、男の方が、あちこちグチだらけ! 女の「負け犬」は元気なのになあ……。
目次
第1章 結婚できない男たち(未婚男性の“怒り”;男性側から探る非婚化 ほか)
第2章 更年期の男たち(「男にも更年期がある」;「不治の病」ではないかと… ほか)
第3章 相談する男たち(私は「弱虫」;男性相談事業 ほか)
第4章 父親に「なりたい」男たち(立ちすくむ父親;父親が見えない ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ふろんた2.0
21
男だってそれなりに悩みや不安を抱えている。言わないし言えないのである。ただ、同性の私から見ても首をかしげたくなる話もある。女性である筆者は、何とか聞き出せたものの「もう、勝手にしてください」というのが本音だろう。タイトルの”らしい”が如実に表している。3人目のママにしか弱音を吐いたり、愚痴をこぼしたりできないというのが共感しつつも哀しい。2015/08/18
阿呆った(旧・ことうら)
15
うーん。そうか…。男にも更年期あるんだ〜2016/05/13
C-biscuit
13
図書館で借りる。かなり古い本のようであるが、タイトルの通り内容も現時点で通用するw。著者は女性であり、男としては、女性からどのように見えているのだろうかと違った意味で面白い。簡単にいうと草食系男子の特集のような感じで、世の結婚できない男性から男性の更年期障害なども含め、今の世に問われている男性らしさについてスポットを当てた内容。確かに今の世の男性は生きづらく全世代の男らしさのイメージを引きずっているようにも思う。自分自身もなんとかなったが一歩間違えばこの本に出てくるような人になったかも知れない。恐ろしい。2021/01/30
どらちゃん
6
男の人は3人のママがいるって話になっとく(笑)うちの旦那も更年期かもしれないなぁと思うけど、どうなんだろう。弱音を吐けない男の人は大変だなぁと思った。2015/07/25
あび
6
男にも更年期障害があると初めて知った。2015/06/20