内容説明
偶然の再会。逢いたかった!けど、遭いたくなかった?だって今の自分の生き方を決めた、忘れられない男だったのだ!!テキトーに要領のいい聡は、高校時代に一方的に知っていた堅物の蔵元の息子、四條と専門学校で親友に。四條の真っすぐさが煩くて、大好きだった。卒業の夜、獣じみた慾情で日本酒の芳醇な匂いの唇を舐め噛みそして…!あの陶酔も熱も衝撃も落胆も消化されないのに、男前に磨きがかかった四條はムカつくほど爽やかだ。だが今の四條にも実は…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きょん
17
久しぶりに再読。2007年刊だから日本酒を取り巻く環境も随分変わっていますね。未成年の飲酒喫煙とか昔は出版規制が少なかったんだろうなあとちょっと懐かしい気持ちになった。2019/06/03
sin
6
kindle版。ただただ日本酒が飲みたくなった。2016/06/20
tatsuki
4
日本酒飲みたくなるよね、やっぱり。いや、それ以上に萩野さんの新刊が読みたい!新装版でも良いので。2009/05/20
肉
3
★★★★☆ ある夜再会したのは学生時代に焦がれた老舗酒造の息子で…というバーマスターの話 いや~よかった、、焦れったすぎる恋愛が好きな人にはおすすめしたい!!終始受け視点なこともあって攻めがほんっとに煮え切らないんだけど、でもお互いが惹かれあっているのがすごくわかるから早く早く!ってもだつきながら読み進めた~ 想いを告げられないのにキスだけは深くなってくていう描写が好き ただ自分の店で事に及ぼうとするのだけはだめでしょ笑2016/06/06
amk24
3
堅物な攻め×男前受け。とにかく攻めが分り辛かった。お互いにグルグルしすぎだし。キスから先になかなか進まず もうじれったすぎてヤキモキしてしまいました。最後の最後で やっとお互いの気持ちがわかってホッとしました。2012/09/28