内容説明
中学生の翔太と猫のインサイトが、「いまが夢じゃないって証拠は?」「心があるって、どういうこと?」「たくさんの人がいる中で、自分だけが『ぼく』なのはなぜ?」といった問いをめぐり対話する。「私」が存在することの奇跡性や可能世界、正義原理、言語ゲームなどの諸問題を取り上げる予備知識のいらない哲学入門。
目次
第1章 いまが夢じゃないって証拠はあるか(ぼくらは培養器の中の脳か ほんとうであるとは? 見える世界とほんとうの世界 デカルトのはなし)
第2章 たくさんの人間の中に自分という特別なものがいるとはどういうことか(他人には心がない? 心があるとは? ぼくは存在する! カントのはなし)
第3章 さまざまな可能性の中でこれが正しいといえる根拠はあるか(善悪の客観的な基準はあるか 住んでる世界が違う? 意味は存在しない ウィトゲンシュタインのはなし)
第4章 自分がいまここに存在していることに意味はあるか(人間には自由意志があるか 宇宙の果ては―「いま」の神秘? 死―人生の意味 ハイデガーのはなし)
第5章 死と夢



