内容説明
美学と政治学を架橋させながら様々な事象を考察する哲学者の思想を〈音楽=言語~反・歴史、反・文化〉という切り口から語りつくす、本邦初にしてあまりに挑発的なランシエール論。
目次
第1章 哲学から音楽へ―ランシエールを駆け抜ける(文化大革命の後、プロレタリアはもう眠らない サバルタンは倫理と分子革命に反対して演技する ほか)
第2章 ロックンロールの美学(芸術の美学体制における音楽―諸君、音楽を文化から守るために「ロック」したまえ 暴走するミメーシス―プラトン、ロックンロールを恐れる ほか)
第3章 鳥たちのブルース(音楽が歌である偶然と必然 リフにはじまる ほか)
第4章 平等の音楽(音楽=言葉、再び―転倒から逆転へ 知らないことを教える―「すべての人間は芸術家である」 ほか)
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