ねむい幸福

著者名：有吉玉青

光文社（2014/01発売）

• ISBN：9784334742911
• NDC分類：913.6

内容説明

橋場淳夫は妻・君香と理想的な家庭生活を送っている……と思い込んでいた。だが、些細な口論をきっかけに、妻が突然、家を出て行ってしまった。男性と暮らし始める一方で、淳夫に毎日のように電話をかけてくる。そんな妻の行動がさっぱり理解できない淳夫は、ある日、スポーツクラブで、インストラクターの祥子と出会う――。男女の心の深奥を描き出した傑作長編小説。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[coco夏ko10角]

君香、よくわからんな…。君香の性格とか考えるとむしろもっと早く家出てそうだけど。淳夫もなんだか？

2016/04/08

[ひつじ]

うーむ。うーむ。うーむ。少なくとも幸せではなさそうな...草むしりの道具はどんだけむしりたくなるグッズなのか興味はある

2016/04/27

[Pure]

ん～ん、正直言って良く分かんなかったっす。淳夫の気持ちに共感できたのは祥子のところで安心して惰眠を貪るとこだけ。あとは、君香も淳夫も何やってんの？って感じ。作者も何が言いたいのかさっぱり？┐('～`;)┌　これが上質な長編小説と言われても…、意味深長なタイトルも秀逸と言われても…

2014/10/11

[N田]

考えさせられる本だった。現実はセックスが絡むからもっとややこしいのだろうか、それともセックスは本来的には関係無いのだろうか。山田詠美の対極しかないのか。それはさておき、「文芸評論家」による巻末解説は、あらすじを並べ立てるだけで、本質部分を全く感じ取ることができておらず、お粗末極まりない。廃業しろ。

2015/12/26

[megumi♪]

お互い何でも本音でいいあえて良いことも悪いことも全部理解しあってる夫婦が理想だなぁとこれを読んで思った。

2012/11/11