創元推理文庫<br> 天使の歌声

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創元推理文庫
天使の歌声

  • 著者名:北川歩実
  • 価格 ¥607(本体¥552)
  • 東京創元社(2007/07発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784488453022
  • NDC分類:913.6

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内容説明

身体も顔も河馬に似ている弁護士に案内され、一登はまだ見ぬ父親に会うため秋庭邸を訪れた。そこで一登は言語能力を持たない弟に出会う。彼は言葉を話せない代わりに、聞くものの心を癒す特殊な能力を持つ〈天使の歌声〉を発することができた。訓練では決して到達し得ない、澄みきった神秘の歌声。その弟をめぐってある悲劇が起きる。そして六年後、一通の手紙によって、一登はふたたび秋庭邸を訪れた──。静かな探偵・嶺原克哉が、調査依頼を通して出合った六つの難事件。不思議な親子関係と複雑に入り組んだ謎、多重どんでん返しが魅力の、著者初のシリーズ連作集。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

coco夏ko10角

24
6つの作品収録の短編集。内容紹介にあるように「多重どんでん返しが魅力」ではあるんだけど、約50Pで後半推理や真相解明がぎゅうぎゅうしすぎてる感じがする。表題作が一番よかった。2021/04/26

ソラ

10
【読メ登録以前読了作品】 内容(「BOOK」データベースより) まだ見ぬ父親に会うため秋庭邸を訪れた一登は、そこで言語能力を持たない弟に出会う。彼は言葉を話せない代わりに、聞くものの心を癒す“天使の歌声”を発することができた。その弟をめぐってある悲劇が起きる。そして六年後、一通の手紙によって一登はふたたび秋庭邸を訪れた。探偵・嶺原克哉が出合った六つの難事件。多重どんでん返しが魅力の連作集を文庫オリジナルで贈る。 2007/10/25

ワレモコウ

8
再読本。6つの短編から成り立つ、探偵の嶺原が謎を解いていくお話。あまり覚えてなかったし、人間関係がわかりにくかった。短編にまとめすぎたのかな?2020/05/25

やまだん

7
多重どんでん返しが魅力の連作集と紹介されているが,推理やトリックで意外性を演出するタイプのどんでん返しではなく,話全体のオチに意外性があるタイプの作品。どの話も,無駄な描写がなく,テンポよく進んでいくが,内容が込み入っている話が多い。テンポの良さも相まって,ぼーっと読んでいると置いていかれてしまう。また,登場人物が非常に地味。探偵役の嶺原克哉も地味だが,登場人物がいずれも無個性。淡々とした話が続く。しかし,読む前の期待値が低かったせいかもしれないが,意外と楽しめた。北川歩実の文体は肌に合う(60点)。2016/03/10

terukravitz

5
★★☆☆☆2013/12/21

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