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内容説明
市場に奇妙な現象が起きている。「男前豆腐」「鼻セレブ」「Sushi Disk」「暴君ハバネロ」……最近売れた商品たちは、かつてと何かが違う。これらに共通するのは、確実に周囲の「予想を裏切ったこと」にある。「こんなモノは売れない!」と社内から反発された商品、バイヤーも無視する商品……その予想に反し、消費者の反響を呼ぶ。大手の広告代理店も苦戦する「“今”の市場」では、こんな商品“ばかり”が売れ、人々を戸惑わせる。本書は、深く切り込む企業取材に定評のある著者が、この難解な市場の中でヒットとなった商品の「なぜ売れたのか」「どうすればこんなモノが生み出せるのか」の核心にギリギリまで迫る。また「450gもある『男前豆腐』が売れる理由は」「『ケータイ』、今や大きい方が売れるのはなぜ」など、「市場に何が起きているのか」を鋭く考察する。今までの手法では売れない。気付いた会社はもう始めている――。
目次
第1章 「国民的」商品の解体
第2章 ニッチが新分野になる瞬間
第3章 時代の流れをつかむ
第4章 消費者の感性が変化する瞬間をつかむ
第5章 「ジョーシキ」の壁
第6章 「こだわり消費」の時代
第7章 そして、一人の消費者に返れ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
マエダ
65
大規模なマーケティングを繰り返しても見えてこず、数字を使って定量化もできないからこそ、モヤモヤと不定型なまま存在する「マーケティング」を人気商品の開発経緯を辿りながら説明しているのが本書であり、大変に面白い、このジャンルは好物である。2018/12/03
阿呆った(旧・ことうら)
1
一億総オタク化。2017/05/01
しゅんぉぅ
0
ニッチニーズを追求し、既成概念を振り払い成功を勝ち取った事例の紹介が中心です。ただ小気味良い成功事例ばかり並べても現場の人間の教科書にはならないかな。学生の企業研究には最適です。2011/12/01
ぼにい
0
1時間かからずにツルーッと読める。ヒット商品事例を素材に開発ノウハウに迫ろうという体。あくまで読み物。社内でコテンパンにけなされてむかついたりしょぼくれたりしている企画者が読むと少しは気分が晴れて勇気が出る、かも。企画を仕事としていない人は、企画者の悪戦苦闘振りを読んで笑ったりしつつも、温かい目で見守ってやってほしいなあ。会社や業界の常識は必ずしも世間の常識ではない。「なぜそうなん?」と疑問を口に出し、空気が読めない奴と思われるリスクを常に背負い込みつつ、企画者は顧客の現場を這い回っている。2010/11/08
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