内容説明
ヒトが「恋愛」をすることは、ロマンティックな理由からではありません！
他の動植物と同じ有性生殖として、五感（視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚）を駆使し、優秀な遺伝子を持つ異性を選ぶ行為なのです。
本書では進化政治学の立場から、恋愛と五感の関係性を実証した研究データをもとに、「なぜその人を好きになってしまうのか」「モテるのか」といった恋愛メカニズムを、わかりやすく解き明かします。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ミカママ
504
これは‼️（笑）恋愛や婚活したことある人なら、誰でも身をもって知っていることを言語化したもの、と言える。ヒトはその五感をフルに使ってパートナーを選ぶのである。かつて年上の従兄が「結婚するなら（美人であることは大前提で）、頭のいい女性」と言いきっていた。理由は「子どもの教育をしっかりしてくれるだろうから」と、某女子大の「ミス」に選ばれた女性を嫁にしたことを思い出す（有言実行）。男性も女性もこだわりはあっても突き詰めるところは同じ。せっかくものすごい確率で出逢えた相手とは、せめてずっと仲良くしていきたい。2022/09/21
西嶋
12
結局、恋愛というのは科学的にもあまりよくわかってないよう。というか著者が悪いのかも。また進化心理学はまだ仮説で、詭弁と隣り合わせではないかと感じた。要はあまり読み応えの無い本だった。2016/02/14
モッタ
11
★★☆☆☆ 恋愛指南書。人が惹かれ合うのにはわけがある。2013/02/04
Uzundk
7
惹かれる理由の掘り下げでは無く、特定の形質がモテやすいとか、遺伝子依存だとか言う内容。いろんな著書から引用はあるがそれらを繋げて掘り下げてあるわけでもなくて...いや、確かに面白そうなネタをかいつまんではいるけど、知りたいのは声が魅力的なら性経験が豊富とかそーいうのでは無くてですね、その形質の発現の元の方でしてね...はい、モテるとか、ではなく...うん、本の題名と中身が合っていないと思います。巻末の参考文献の為に借りたと思うことにする。2015/05/21
Ai Camo
4
未婚で5年も彼氏がいないんですけど、私はテストステロンが多く恋愛に不利だということの裏付けが取れたのでした。それでもこの本はおもしろかった。この本に書いてある色々を中学生の時にしりたかったな〜2017/10/30
