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内容説明
現在わが国の神社総数は十一万余。
そのうち、神社本庁管轄の宗教法人は約八万を数える。
しかし、神社には二つとして同じものはない。
「お稲荷様」「八幡様」の名で親しまれる各神社も、祭神は同じだが、由来、祭り、建築物などはそれぞれ異なっている。
日本人にとって八百万の神々とは。
神社はいかに生活に溶け込んだのか―。
本書では、その起源、御利益、社格の違いなどをわかりやすく解説。
なぜ「神社」を「杜」と呼ぶのか?「神宮」「神社」「大社」の違いは?「しめ縄」とは何か?神道学の碩学による入門書。
目次
序章 神社とは何か
第1章 神社の定義
第2章 神社の歴史
第3章 神社の祭神
第4章 神社の祭祀
第5章 神社信仰の諸形態
第6章 神社の参拝
第7章 神社の建築
第8章 神社の文化財
終章 神社とパンテオン
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かしまさ
11
神道や神社について広く浅くしかししっかりと解説してある本。日本人に一番馴染み深いはずの宗教だと思ってるんですが、「どれくらいの神様がいるのか」「どれくらい神社があるのか」みたいな、宗教としては重要なポイントがふわっとしちゃうのがいかにも日本ぽくて好き。というかあんまり宗教って感じがしないのも好き。2020/09/26
phmchb
10
神道の基礎知識がわかる小事典2016/05/08
うえ
8
「天つ罪①畔放ちー田の畦を壊して、田の水を干し、稲の生長を妨げること②溝埋めー田に水を引くために設けた溝を埋め、水が通わなくすること③樋放ちー田に水を引くために設けた樋を壊し、水が通わなくすること…④重播きーある人が種をまいたところへ重ねて別の人が種をまき、その作物の生長を妨害すること…⑤串刺しー作物の収穫時に、所有権を示す札を他人の田畑に立て、それが自分のものであるとすること⑥生剥ぎー生きている馬の皮を剥ぐこと…⑦逆剥ぎー馬を殺し、皮を尻のほうから剥ぐこと⑧糞戸ー収穫祭の会場に汚いものをまき散らすこと」2020/11/04
舟江
7
神社の由来がますます分からなくなった。hahaha・・・。でも小事典と書いてある通り、この本で調べることができるようになった事は、収穫であった。しかし、こんなに多くの種類の神社があるとは、あらためて驚きである。2016/09/09
あやや
5
難しい漢字や表現が沢山で、辞書を片手に読みましたww 基礎知識が全然ないので難しかったですが、もっと理解できるようになってから、再読したいと思います^^2014/04/12