ハーレクイン 復讐の扉が開くとき

著者名：ジャクリーン・バード【著者名】/矢部真理【翻訳者名】

ハーレクイン（2011/10発売）

• ISBN：9784596122063

内容説明

十九歳のソフィはシチリアで初めての恋を経験した。相手のマックス・クインターノはイタリア有数の実業家で、恋の噂も絶えない大人の男性だ。とうてい手の届かない存在だと諦めていたところに、ソフィを見初めたマックスが接近してきて、夢がかなう。彼女は幸せに酔いしれた。しかしほどなく、ある出来事のせいでソフィは恋を断ち切る。不意に終わった恋に、マックスの心の奥底に憎悪が根を下ろした。七年後ヴェネチアで偶然ソフィと再会した彼は、復讐を思いたつ。彼女を愛人の身におとしめ、飽きるまで利用しよう、と。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ぽこ]

義理の姉といちゃいちゃしてたら関係を疑って当然だし、ヒロインの行動を思いっきり誤解するヒーローが悪いと思った。しかも脅迫して愛人にするのも許せない。なのに、やっぱり根底には愛を感じられるので、「まぁ、これまでのことは許してやるか」という気にさせられた。

2015/04/26

[こえん]

七年前にごく短い間婚約してたヒーローに心ない言葉をぶつけて振ったヒロイン。ヒロインが、ヒーローと医師である彼の義姉の会話を立ち聞きして誤解したのが原因なので、ヒロインに非があると言えなくもない。そこの誤解が解けるまでのヒーローとヒーロー義姉のヒロインに対する言動がね…いかがなものかと。あれをヒロインがあっさり許しすぎなければ良かったのに。

2010/03/19

[こえん]

ヒーローのやり口と言動が気にくわなかった、ヒーローの義姉も。七年前のことがあったにしても、ちょっとねー。あんなりあっさり許せるヒロインが理解できなかったし。

2009/10/05

[くろうさぎ]

すごい執念？義理の姉がまたいただけない・・・

2009/06/18