内容説明
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名著『パール判事の日本無罪論』の著者が生前出版していた同名本を読みやすく再構成。南京戦があったのは1937年、中国が世界に喧伝する大虐殺を敢然と否定する15の論拠を示す。「南京事件」の真実が1冊でわかる。
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目次
第1章 虐殺否定十五の論拠(「大虐殺」の定義 当時の南京の人口 ほか)
第2章 断末魔の南京(日本軍の編成 中国軍の編成 ほか)
第3章 南京攻略戦(上海派遣軍の戦闘 第十軍の戦闘 ほか)
第4章 南京事件と東京裁判(日本弱体化政策 「平和」と「人道」に対する罪 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
北本 亜嵐
13
1937年(昭和12年)南京で何が起きたのか?そもそも、言われている「大虐殺」は本当にあったのだろうか。本書は15の論考から「なかった」ことを定義している。当時の南京の情勢や激しい攻略戦…もし、本当に「あった」のならすぐに問題視されていたはず。それなのに、9年後の「東京裁判」から問題視されるようになったのは、GHQが日本を弱体化しようする3つの目的(歴史の断絶、罪の意識の扶植、復讐)の目的を叶えるために作られた物とか言えない…私はそう思った。2014/11/09
新父帰る
9
「南京事件」日本人48人の証言に続いて復刊第二弾の名著。藤岡信勝氏にこれだけ読めば、南京虐殺など無いことが明確に分かると言わしめた本。また、水間政憲氏に依れば、本書が日本で出版されると同時に、中国政府の内部資料として中国の世界知識出版社が翻訳していたという。それだけ中国にとって驚異だったのであろうと指摘。一人の日本人として、祖国のために戦って来た英霊に対する名誉と尊崇を回復しなければならないと考える。その為にも、この書は全ての日本人が座右の書として手元に置くべきだ。著者の田中氏は既に鬼籍に入られたと聞く。2017/04/06
めっかち
5
いわゆる「南京事件」(南京大虐殺)に関する論点を抑え、誤った風説に反論されています。このような問題は、しっかりと史実に基づいた議論が大切だと感じました。
ネコ虎
5
昔から南京大虐殺なんて嘘というか謀略に決まっていると決めつけていたので、まともに読んでいなかったが、記憶遺産登録という中国の攻撃があったので、きちんと読むことにした。やはり南京大虐殺なんて全く無かったことが明らかになった。火付役はアメリカで、ドイツのホロコーストに匹敵する事件が東京裁判で必要だったことだが、延焼させたのは本多勝一や左翼歴史学者だった。しかし、慰安婦問題同様、嘘を立証することが如何に大変なことか、左翼の罪深さはハンパない。ただこの本の章立て順が良くない。戦闘状況説明の後に嘘暴きがあるべきだ。2015/11/30
大先生
4
南京事件と東京裁判の概要を学べる良書でした。(東京裁判については、ほんとに概要だけなので、詳しくはパール判事の日本無罪論を読むと良いかと。)できるだけ一次資料に基づいて事実を見極めようとする、この本の内容は非常に説得的であり、少なくとも南京大虐殺はなかったと思われます。当時被害申告がなかったわけではないようですが、どこまで信用すべきか問題がありそうです。(白髪三千丈…)民間人の被害者もいたことは事実だと思いますが、便衣兵の問題もありやむを得ない部分も。戦争ですから。2020/03/23