内容説明
日中問題を考える原点は?日本の耐用年数は?経済再生の牽引力は?日銀の独立性は?満蒙の地に育ち、国境の町・安東で終戦を迎え、経済記者・ワシントン特派員・解説委員長、日銀副総裁、シンクタンク社長…と、孤軍・奮戦した“漂泊のエッセイスト”が、『日本および日本人』のこころを読み解く、博覧強記のマルチ・コラム集。
目次
プロローグ 『私の昭和史と世界の中の日本』
1 戦後の日本経済と日銀
2 現代・中国事情と満洲体験
3 私の交友録
4 私の読書三昧
5 胸に迫る“名場面”
6 好奇の目、求知の心