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内容説明
「田邊氏の作品が持つ誠実さが大好きです」(松本大洋) ラブクラフトの恐怖物語、チェーホフの抒情作、ゴーリキーの代表短篇……文学史上に名を残す傑作たちを、圧倒的な画力で描ききり、鮮烈に現代に蘇らせた諸短篇に、オリジナルの和製ホラーアクション連作「呪画」を収録。 時代を震撼させる驚愕の才能が、ついにベールを脱ぐ!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
sin
42
海外の作品を作画されている際は気にならなかったが、呪画のように日本を舞台とした時、つまり日本人を表現した場合のその表情が何やら薄く感じてしまう。その反面、構図の中のベタいわゆる墨の部分がダイナミックに画面を引き締めていてそのコントラストが表情の薄っぺらさを補って余りあるように感じるのだが、ストーリー的にはワンパターンであることは否めない。2015/10/25
冷えた八宝菜
3
『アウトサイダー』を読んで、あれ?読んだことあるなと感じ、『中二階のある家』と『二十六人の男と一人の少女』を読んで、ああ!この不思議な漫画だったのかと思い出した。チェーホフもゴーリキーもまともに読んだことがないのだが、原作を読んでみようかな。後半のオリジナル作品より前半のこれら文学作品のほうが好みでした。2017/03/04
labyrinth
0
また好きな漫画家が現れました。2014/11/02
peace917smle
0
再読です2014/05/31
土星の猫
0
短編小説の漫画化とオリジナルの作品。オリジナルの作品がかなり面白い部類。ただ、一話完結型の仮面ライダー式のストーリーなので、マンネリ感があるといえばある。特に「筆から墨が~」って台詞、毎話言わせなくても良かったんじゃないかな。2012/06/27