内容説明
1人で背負い込まないで。ページを繰るごとに煩悩、執着から自由になる心の瞑想――私たちはだれ一人、一人ぼっちの存在ではない、ということです。すべてのいのちがつながって、この宇宙を構成しています。だから、あなたの痛みはだれかの痛みです。だれかの痛みは私の痛みです。その痛みを癒すためにそばにいるだれかの力が必要ならば、どうぞ遠慮せず、手を伸ばしてその助けを求めればいいのです。
目次
第1章 見えないものへの感受性―家庭の価値
第2章 家庭でできる小坊主修行―「子ども時代」の意味
第3章 傷ついてもいい、弱くてもいいんだよ―青年期の苦悩
第4章 人生の水先案内人を探す―働き盛りの葛藤
第5章 人生に定年はない―林住期を生きる
終章 「執着」を手放すとき
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
月華
2
図書館 住職の精力的な活動はすごいと思います。住職の著書を読むたびに、千光寺を訪れてみたくなります。2017/07/02
ispanoman
1
仏教に関心のない人にもお勧めの人生読本になりえます。縁生(えにし)の力という表現が自分にはキーワードとなって心に残りました。飛騨千光寺のhpにも早速アクセスしましたので、いつか訪問したいと思います。スピリッチュアルなものに閉口する人には未だお勧めできない一冊でもあります。2014/05/09
tetuneco
1
つっぱらずに時には仏教の世界もいいな2008/08/23
三上 直樹
0
仏教にまつわる本を渉猟して、今回は真言宗で地域に開かれた活動を続けている大谷阿闍梨による生き方論。平明にまとめられていますが、スピリチュアルという語が多用されるのでは、仏教の真髄にはたどりつかない教えと考えるべきでしょう。2017/08/18
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- 和書
- 堺港攘夷始末 中公文庫