江戸300藩の意外な「その後」(愛蔵版)

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江戸300藩の意外な「その後」(愛蔵版)

  • 著者名:日本博学倶楽部
  • 価格 ¥510(本体¥464)
  • PHP研究所(2013/04発売)
  • ポイント 4pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569692432
  • NDC分類:210.5

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内容説明

1853(嘉永6)年、黒船の来航とともに、日本は近代化に向けた動乱の時代を迎えた。開国か攘夷か、佐幕か尊王か。同じ藩内でも議論がまっぷたつに分かれ、全国で数々のドラマが生まれた。討幕軍を迎え討つか、官軍に帰順するかで藩論が分かれ、結論をクジ引きに委ねた桑名藩、江戸城明け渡し後、なおも幕府再興を望み、自ら脱藩してまで挙兵した請西藩主など、命運を分けたさまざまな決断が錯綜する。贋金作りに手を染めたり、借金返済のために城を売却したり、財政再建に奔走する藩がある一方、力関係が変わるたびに勢力を持つ側にすり寄って、時代の荒波を乗り切った「勝ち組」もあり。讃岐の高松はなぜ「高松県」として名を残せなかったのか、薩長芸三藩同盟を結び、王政復古に尽力したのに、広島藩はなぜ新政府の要職に藩出身者を入れることができなかったのか、など、あまり語られることのなかった意外な「その後」について紹介する。

目次

1章 たった一つの行動が行く末を決める!生き残りを賭けた世渡り作戦
2章 結末はいかに!?貧乏藩の財政革命
3章 教科書ではわからない幕末以降あの藩はどうなった?
4章 幕末から明治、そして平成へその後も残る藩の名残
5章 混乱に乗じて下克上陰謀渦巻く藩内覇権争い
6章 名君と暴君は紙一重!全国にその名を轟かす藩の顔

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あられ

2
群雄割拠と評されることが多いが、私の思っていた以上に日本にはたくさんの藩があった。それぞれの藩が生き残りをかけた「その後」興味深く読んだ。300が47都道府県…ふむ、形が変わらないというのが現代社会の行き詰まり感なのかもしれない…しかし、なんだろうなあ。2019/10/08

Takeshi K

1
◎かなり面白い。知らない藩が意外に多い。2012/07/30

naoto

0
"明治革命"の時は、全国で混乱したんですね。2009/09/06

まつさや

0
お城巡りをしている中で「藩」についての知識が必要と思い、手に取りました。様々な藩が幕末期にどのような行動を取ったのか90藩分くらい簡単に紹介してあります。 幕末はどの藩も佐幕派か尊攘派か悩み、どちら側でもたくさんのお金を使って財政難に陥ってしまったことがよくわかりました。多くの藩が贋金作りに手を染めていたこともびっくり…お金の工面に必死で多くの城が版籍奉還の際に破却された理由はこれか…と。 今現存しているお城の天守や御殿は本当に貴重で価値を知って守る人々がいてくれたからこそだとありがたく思います。2024/11/22

夕立改二

0
明治維新前後という激動の時期において、長い物に巻かれるだけでもよくはなく、時流をうまく読めたようでいてもあとから見ると思ったほどよい結果とはならないこともあり、大きな変化に直面した時の人間・集団の決断の難しいことを感じさせられた。とはいえ、その大きな変化の前から誠実、実直な人は誰かがその様子を見て感じて覚えているのだということもわかることができた。2024/02/11

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