内容説明
会社を起こし、女手ひとつでメロディーを育ててくれた母が仕事上のトラブルに巻き込まれてしまった。母を窮地から救えるに違いない人を、メロディーは一人だけ知っている。ジーク・ラッセル――敏腕弁護士にして、半年前までメロディーのフィアンセだった男性だ。ジークが出張先で秘書と浮気していたと知り、彼女は許せなかった。あのときのことを思うと頼み事を持ち込むのは気が引けたが、勇気をかき集め、断られるのを覚悟で連絡を取った。すると意外にも、ジークは依頼を引き受けてくれた。ただし、メロディーが友人として彼とつき合うという条件つきで。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きき
5
半年前に誤解から婚約破棄されたヒーローと元婚約者ヒロインの復縁物。事実を僕に確認せずに去って行ったヒロインは早合点すぎだわ。ヒーローに釈明する時間を与えないのもいただけない。誤解は呆気なく解け二人の絆を再構築すべく努力して行く過程が良い。結婚式まで待っててくれたヒーロー偉いわ。
早川珠生
0
ヒーローが頑張るお話 問題が解決してハイ終わりじゃなくそこからの努力が肝心2011/12/16
ぽしょ
0
誤解から一旦離別した元婚約者。ヒロインの誤解がとけてはい解決、とはならず、ゆっくり信用回復していく話。ヒロイン友人のものの見方がまっとうで感心しました。ヒーローがとても繊細なのもあまり見ない感じでよいです。2011/12/23
こえん
0
婚約してたふたりのやり直しもの…ヒーローが頑張ったお話、だと思う。ヒロインは母親の影響が…。2010/09/27
くろうさぎ
0
母の悲惨な人生の犠牲になってたヒロインの目が覚めるまで・・。2010/07/02