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内容説明
年間数百冊を読破すると語る著者の初めての読書論。精読、多読、とばし読みといった、さまざまな「読書の仕方」と、効率のよい知識の活用法を伝授!目からウロコの読書術!
目次
第1部 「実読」の方法(「実読」と「楽読」 「実読」とは 「実読」は発信しなければ意味がない ほか)
第2部 「楽読」の方法(「楽読」の心得 小説、エッセイはただ楽しめ 小説・エッセイも発信につながる)
第3部 私の読んできた百冊(若いころに読んで、胸をときめかした書物 大人になってから読んで大きな影響を受けた本)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
143
このような本の題名のつけ方はあまり好きではないのですが、著者の責任ではないのでしょう。「実読」のための読書と「楽読」のための読書と大きく分けてその方法についてかかれています。そこはノウハウのようなことをかかれていますが、後半は、小説、エッセイはただ楽しめ、と書かれていて大いに共感を覚えました。最後に私の読んできた100冊ということでほとんど小説が多いのですが私自身の読んできたものとほとんどかぶっていました。2015/12/08
Kentaro
56
何かを知りたくて、何かの役に立てたくて本を読むということは、その本を読んだ後、何らかの意味で発信し、他者にその本の意義を示したり、その本から得た知識を他者に披露したり、その情報を実行に移したりすることを伴うということだ。もし、せっかく本を読んでも、それを自分のものだけにしておいて、仕事に生かさなかったり、他者に伝えなかったりすれば、それは「実読」とはいえない。その情報をそのまま他者に伝えるにせよ、情報を自分なりに分析したものを伝えるにせよ、得た情報をもとに発信してこそ、それは役に立つ読書ということになる。2020/01/11
藤森かつき(Katsuki Fujimori)
41
特に「楽読」の部分を読みながら、そういえば、昔は一人の作家を追いかけて読み尽くしたり、繰り返し読みを頻繁にしていたものなのに、最近はまったく違う読書の仕方だなぁ、と気付かされた。また、「実読」ばかりに勤しんだ時期もあったなぁ、と懐かしさも感じた。精読などということは殆どしたことなかったなぁ、と少し反省。でも、ちょっとハードル高い。すべてを読まない読書法のあれこれが、なかなか興味深かった。「読書は悪徳」「それに触れたら 火傷 するような世界観を示すのが、芸術の役割」等、読書の愉しみを再認識させてくれた感じ。2020/01/14
ばりぼー
34
読書には、情報や知識を得るための「実読」と、ただ楽しみのためだけに読む「楽読」の二種類がある。「実読」は発信しなければ意味がない。得た情報を利用して実行に移すことを伴うということだ。本について語るためには、あらゆる本に愛情を持つべきだと考えている。知識のある人間が入門書を幼稚過ぎるとけなし、知識のない人間が専門書をわかりにくいとけなすのは、単に自分の背丈にあっていない本を求めただけのことに過ぎない。精読というのは多読の後に来るものだ。あくまでも本はヒントを与えてくれるもので、必死で読解する必要はない。2019/07/14
カ
30
ますます読書がしたくなる。いろんな工夫の読書の仕方、著者オススメの最後の100冊は全部読んでみたい。2015/01/14
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