内容説明
これまで人類は地下資源や自然景観などで物質的・精神的な恩恵を地球から受けてきた。半面、自然の営力は時に大きな災害をもたらし、人間が自然界の一員に過ぎないことを痛感させられる。本書は自然のもつ二面性を重視し、それらをどのように捉え、教育活動に取り入れるかを模索し、実践的に取り組んだものである。
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目次
第1章 自然災害の取り扱いの現状と課題(自然災害に関する防災・減災教育と環境教育 学校教育での自然災害等に対する安全・防災教育 持続可能な開発のための教育(ESD)と自然災害)
第2章 自然景観、自然災害についての教材開発の観点(防災教育の観点からみた火山の恵みと災害 水害と治水からみた自然環境と人間活動 小学校で自身教育・地震防災教育は可能か?―「総合的な学習の時間」における授業実践研究を通して)
第3章 地域素材の発見と教材・プログラムの開発(環境教育の視点から捉えた都市化地域の地震災害―1978年宮城県沖地震、1995年兵庫県南部地震の地盤災害を例に 沖積平野における水害・治水についての教材・プログラム開発―大阪府河内平野での自然災害の歴史性を例として 科学・技術・社会相互関連(STS)教育の観点からとらえた地域素材―長野県小布施地域の河川環境を主題として
水害や治水を素材とした持続可能な開発のための教育(ESD)―岐阜・西濃地域を事例とした学習素材研究)
第4章 自然災害への対応と自然景観を活用したフィールドワーク(自然災害発生時における支援活動 授業から地域防災へ―静岡県での高校生を主体とした防災講座による地域への啓発活動 「総合的な学習の時間」における地域の教材開発―小学校での「わき水」調査の実践から フィールドミュージアムを活用した野外研修―糸魚川周辺における教員研修・教員養成プログラムの開発と実践)
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