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内容説明
地図帳は実用書でもあり、”ガイドブック”でもある。そんな地図を使いこなすには、「地図が発する声」に耳を傾けるのがいちばん。地形表現や記号の意味と理由、官製地図の歴史や最新技術、国土地理院の仕事、測量や地図編集の苦労話…。地図の使い方から意外な楽しみ方まで伝授します。
目次
第1章 地図の楽しみ
第2章 地図作りの、なぜ
第3章 地図表現の秘密
第4章 地図情報は正確か
第5章 地図作りの現場から
第6章 地図にはアイデアがいっぱい
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
のんき
3
地図は回転楕円体たる地球の表面を平面上に移したもの、というそれこそ地球スケールの話から、地図記号で示された対象物の真の位置はどこにあるかといった針の先で突くような話まで、また伊能図からグーグルマップまでの地図の歴史、その他地図にまつわる話が満載。ただし、著者は国土地理院の技官をしていた人なので官製地図製作現場での話がメイン。地図作り=平板測量というイメージだったけど、それはかなり古い感覚なのだと知らされたのが私にとっては一番の衝撃かも(笑)2009/07/06
京橋ハナコ
2
地図を作る側の話。2023/08/30
がけっぷち
1
地図作成に携わった人の書いた本。決して読みやすい本ではないが、地図についてさまざまな面からの知識が得られる。2017/05/20
y.yasuyo
1
今まで地図作りの事を気にした事は無かったが思っているより手間がかかる事を知り驚いた2016/12/26
茶器
1
国土地理院とゼンリンにお務めだった筆者が語る、地図のあれこれ。等高線にする化粧、地図記号のどの辺りが正しい地上位置となるか、が面白かった。2016/08/03