内容説明
直木賞作家・山口瞳夫人が初めて明かす「本当の瞳さん」。
2人は昭和21年に、開設されたばかりの鎌倉の学校で出会った。大恋愛の末、2人は結婚。小さな出版社の編集者だった夫はその後、サントリーの宣伝課に転職する。大企業に入れたことで安穏とした、小市民的な生活を手に入れることができたと妻は安堵していた。ところが、週末の夜に社宅の寝室兼居間で書いていた『江分利満氏の優雅な生活』で直木賞を受賞。作家に転身し、安穏とした生活が一転する……。19歳と18歳で出会ったときから別れまでを、妻しか知りえないさまざまなエピソードをまじえつつ、夫がそのとき何を悩み苦しみ、何を喜んだのか――妻の視線で直木賞作家・山口瞳の素顔を綴った。
目次
序章
出会い
結婚
直木賞受賞
家族
国立に移転
人殺し
血族
文壇の先輩
別れ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ナツメッグ☆
4
好きな作家山口瞳の隠れた一面がわかりました。奥さんの治子さん、素敵な方です。幸せな夫婦だったなと思いますね。2012/03/17
tohoho
2
山口瞳との出会いから別れまでの49年間の思い出話だが、作家の人となりを垣間見ることができる。入院中に受け取った、誰にも見せてはいけない、捨ててもいけないと書かれた手紙にはジンとくる。2014/08/12
non
1
24-236:910、2。小説家の妻の喜び、入り。書く作家書かれる身内「昔の人は旅先でお金が必要になったときに備えて高級時計をしていたそうです」2024/12/21
てらさか
1
純情に愛を育んでいた部分もありつつ、嫉妬にかられて…なところもあり、読んでいてとてもつらい。山口瞳の小説をあまり読んでいないので、「人殺し」あたりは読んでみたいところ。2019/02/01




