内容説明
町方の評判もよく、経験も実績もあった「鬼平」こと長谷川平蔵が、町奉行になれなかった理由は何だったのか。当時の隠密情報をあつめた史料をもとに、出世を願う旗本たちの本音と建て前を赤裸々に解き明かす。
目次
プロローグ 『よしの冊子』が明かす寛政期の旗本たち
第1部 「鬼平」長谷川平蔵と好敵手たち(敵が多かった平蔵;海千山千の策士だった鬼平 ほか)
中休み「好色将軍」家斉と“乳母問題”(大変人だった十一代将軍家斉;家斉は何歳のときに側室を置いたか ほか)
第2部 森山孝盛と武士の出世(森山孝盛と「お菓子騒動」;森山孝盛の母は「教育ママ」 ほか)
エピローグ 平蔵とその好敵手たちの「その後」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
onasu
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鬼平こと、長谷川平蔵の人となり、火付盗賊改と町奉行との関係、田沼時代の昇進手段や旗本たちの生活ぶり、といった江戸中期の幕臣を扱ったいい読み物でした。2011/05/17
オルレアンの聖たぬき
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鬼平が可哀想すぎるという第一の感想。下の頑張り、周りの評価と出世は一致しないというのは江戸の昔から今まで何も変わっていなかったということ。2025/07/25
ヨウゾウ
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鬼平こと長谷川平蔵をはじめとする旗本たちの出世欲と昇進工作が書かれています。 家柄、金、人間関係、コネ、裏切り......。実務能力は無視されてはいませんが、さして重要視されていなかったようです。現在のサラリーマン世界とそれほど変わらないかもしれません。2025/07/03
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