「不機嫌」になる心理(愛蔵版)

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「不機嫌」になる心理(愛蔵版)

  • 著者名:加藤諦三
  • 価格 ¥520(本体¥473)
  • PHP研究所(2011/08発売)
  • ポイント 4pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569691954
  • NDC分類:159

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内容説明

外では従順で人あたりがいいのに、家に帰るとぶすっとして黙り込んでしまう人、それまでは機嫌よくしていたのに、理由もわからず突然かんしゃくを起こす人……「不機嫌」になる人は、なぜそのようなことになるのか、「不機嫌」になる人の心理状態を解明し、本人も、「不機嫌」に振り回されて困っている身近な人も、お互いに幸せに生きるための道を探る。外では腰が低く、卑屈なほど他人に迎合する人は、家では愛想が悪く、支配的になる場合が多い。それはなぜかというと、他人に迎合する人には、自己否定、自己蔑視の感情があり、その感情を身近な人に投影しているからであると説く。自分自身を憎み、常に不安や不満を抱えている人は、どうすれば自分の世界を築き、強く生きることができるか。他人を愛し、自分を愛し、充実した人生を過ごすにはどうすればよいのか。言葉では言い表せなかった悩みが晴れて、明日へのヒントが見つかる一冊。

目次

第1章 人は何故、「不機嫌」になるのか―心楽しく生きられない理由(不機嫌な人は何かを恐れている;自分で自分を憎んでいないか;今の自分で十分つき合える;心理的成長に失敗すると強制的になる;“したい”ことが“できない”と感じるのはなぜか;相手との関係に自信が持てない―不機嫌な人の心理;完璧を求めると迷いは深くなる)
第2章 人は何故、「他人の目」が気になるのか―自分に自信を持って生きられない理由(従順な人が心の底に隠しているもの;抑圧は意識と行動を分裂させる;“いじめ”はお互いの“共謀”である;欲求不満は「甘え」として現れる;「自分の世界」で人は強くなれる;燃え尽きやすい人には、無理な要求がある;社会は「たち」のいい人を求めている)
第3章 人は何故、「強く」生きられないのか―もっと自由になれない理由(気の弱い人には弱いなりの生き方がある;誤解され、利用され、倒れる無力性性格者;やさしい人が憎まれる―無力性性格者の矛盾;すべての人にそれぞれ適した場所がある;体験の受取り方で人は別れる)
第4章 人は何故、「完全」を求めるのか―もっと幸福になれない理由(自分を頼りに生きられない人の特徴;「自分だけ特別」は許されない;少しでも人を思いやれれば幸せになる;自分は“普通の人”であることを知れ;完全になることで悩みは解決するか;こんな“ずるい人”を許しておいてはならない;嫌われるのを恐れて、自分を傷つけるな;人は愛し合い、協力して生きるのが自然である)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ユー

4
「自分自身」が出来ていない。ここの枠は非常に大きいですが、一つ一つ紐解いていく様に読んでいくと、改めて理解出来ます。「他人の立場」は慮るべき。2017/02/06

sosking

3
大学生の頃読んで、自分の感情をコントロールできなくなる理由が理解出来た気がしました。以後、自分を押さえることができ、冷静に物事を対処するようになったと思います。

1
KU 身近な人間への対策として読み始めたものの、自分にも当てはまる事が多く、参考や原因を知る手段としてありがたく感じつつなかなか耳の痛くなるような内容だった。2020/08/22

酢橘

1
世の中不機嫌な人間が多いなーと疑問に思って手に取った本2013/10/28

ハッシー

1
「不機嫌」について思っても見ない考えに触れることができました、自分の周囲の人間関係を考えて「○○さんの不機嫌はこれが原因かな」とすこしでも相手を知るきっかけにもなったので再読します。 自分の不機嫌についても考えるよい機会になる一冊です。2013/01/20

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