講談社+α文庫<br> ぼけせん川柳一〇〇〇句

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講談社+α文庫
ぼけせん川柳一〇〇〇句

  • 著者名:山藤章二【著】
  • 価格 ¥754(本体¥686)
  • 講談社(2014/12発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062811057

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内容説明

イヤな世相に腹を立てるより、ちょっとひねったり、達観して眺めるのが川柳のココロ。その点、わが<ぼけせん町内会>の柳人は多士済々。粋なブラック川柳やナンセンス川柳、公正中立の大新聞にはけっして載らない激辛川柳、どこか哲学の趣ある含蓄川柳も続々登場します。「月刊現代」の人気連載を待望の文庫化。※本書は2004年3月、小社より刊行された『ぼけせん川柳三〇〇〇句』を、文庫化にあたり再編集しました。

目次

あこがれの「顔役」めざして励んでください(一九九五年四月)
ハゲは欠点じゃなくて長所なのだ(一九九五年六月)
寿司屋、これほど謎深き商売はない(一九九五年八月)
おじさんはみんな「ヘソとヘア」の安売りに怒ってる(一九九五年一〇月)
落語や古川柳に相通じる、粋なブラックユーモアだ(一九九六年一月)
まさに怒髪衝天、血圧頂点のいきおいを感じる(一九九六年三月)
ハハハハ、気宇壮大で結構ですな(一九九六年七月)
“好みの四”少々エロっぽいもの(一九九六年一〇月)
みんな意味なく握手したり笑ったりしている。笑うな!(一九九七年二月)
わが町内会も相撲大会をやることにした(一九九七年四月)〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

けんとまん1007

2
川柳って面白い。しかも山藤章二さんが絡んでいるので、ひねりも利いたものがものが多いし、中には、山藤さんの似顔絵と同じようなある種の毒が含まれている句もある。詠まれた時期が古いので、ちょっと懐かしい味わいもでている。そうだよなあ~そんなこともあったよなあ~^^高一の息子が手にとって、「川柳って17文字なんだ。でも、外れてるのもあるね。」と。そうかあ~少しは興味を持ったのかな。2012/05/04

左近

0
〈ぼけせん町内会〉と称して川柳を募集し、採用された回数に応じて新入り→月番→肝入り→半顔→顔役と昇進(?)する『月刊現代』誌上の連載を本にしたもの。期間は1995~2003年。当時の世相が描かれており、「そうそう、そんなことあったなぁ」と思い出しながら、句にニヤリ&クスリ&ハタと膝を打つ。うむ、世界に誇る短詩型文学であ~る。2014/04/11

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