内容説明
蒼天は変らずにある。人を嗤う人間になるな。「教師」は「先生」にあらず。読書のための読書は意義がない。男は女の何に魅せられるのか。友には「益友」と「損友」がある。勉強は時に独力でせよ。敗北には王者の敗北もある。個性とは癖にすぎない。小さい親切は徒労であるか。人生には勝ち負けを超えた何ものかがある。……深い言葉が心を洗い、つよい言葉が胸を打つ。明日の自分のために、今この一冊を。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
双海(ふたみ)
15
100円だったので買いました。桶谷秀昭さんの批評文が好きです。最近つまらない新書が多いと思っていましたが、本書はよいものでした。2014/11/23
りえこ
4
昔、大学で講義を受けていた先生の本。思ったより全然よみやすかったです。2012/09/05
ceskepivo
1
人に嗤われても、人を嗤う人間になってはならない。2020/04/20
ゆーき
1
最近の話題が歴史的仮名遣いで書かれて新鮮でした。「壁にぶつかつて苦しんでゐるときは、実は進歩のための潜在的状態なのである。」ちなみに、太平洋戦争の開戦日が12月8日ということを初めて知ったかもしれないです笑2015/03/27