内容説明
「番組Aの視聴率は10%、Bは12%。Bが『勝った!』」「視聴率1%は100万人相当だから、Aは1000万人が見たことになる」。これ、どちらも間違いです! 知っているようで知らない、摩訶不思議な数字「視聴率」を、この道40年のベテラン調査マンが「読み方・使い方」とともに、やさしく教えます。誰も知らないテレビの“神”の正体がわかる、業界関係者も必読の入門書。「視聴率トリビア」も満載!
目次
第1章 視聴率・五つの神話
第2章 視聴率はどう調べているか
第3章 視聴率で何がわかるか(入門編)
第4章 視聴率で何がわかるか(実践編)
第5章 視聴率の限界と課題
第6章 視聴率調査の未来
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まめタンク
1
視聴率に対する過度な期待をしてはいけないというのは分かるけど、こうやって視聴率を語る事自体が「視聴率至上主義」と言われても不思議ではないのかも。2010/06/09
あだちん
0
視聴率はまさしく統計であり、部分的な標本から全体を推測して出している。このため誤差が生じる運命にある。この意味をちゃんととらえて使わないといけない。こういうのは他の数字も同じである。数字の意味・定義をちゃんと把握して使っていくように心がけたい。2014/06/22
まさくん
0
テレビはかつて一世帯に一台であったため、世帯視聴率で問題はなかった。しかし今や一人一台。HDの機能の向上により、録画率も考慮していかなければならない。事実、ワンセグやタイムシフト視聴は視聴率に加算されていない。「世帯」よりも「個人」に目を向け、そして放送のハードの枠組みを広く考えることが必要である。現行のシステムのままではいけないという認識は著者にもあるようだが、具体的な打開策はアメリカの例を紹介するも、踏み込んだ言及はしていない。ただ、視聴率のしくみを学べる教本としては興味深く、良著だと思う2011/08/13
シュミットさん
0
「視聴率」なんてものに過度な期待をしすぎなんですよ。人々の視聴形態なんてほんと様々だし、デジタル化にともなう多チャンネルの時代にあって「視聴率」がどれだけの意味を持つのかは怪しい。視聴率の仕組みを説いた本が少ない中、本書は手頃でとても役立つ。統計リテラシーがいかに大切かもわかってくる。勉強しよう、統計学を。2009/12/23
-
- 電子書籍
- 夢なら醒めてよ 【連載版】: 5 ZE…
-
- 電子書籍
- 恋をするならあなたがいい 3巻
-
- 電子書籍
- 秘密の花~義兄と私の契約愛~ 【分冊版…
-
- 電子書籍
- 春華とりかえ抄 【タテスク】 第69話…
-
- 電子書籍
- ヘブンバーンズレッド コミックアンソロ…