内容説明
六年前、フィオナはジャスティンに恋をし、すべてを捧げた。彼も自分を愛していると思っていたのに、別れの言葉さえ告げぬまま、彼は去っていった。すがるような思いで留守番電話に入れたメッセージにも、連絡をしてくることもなく。以来フィオナは男性を信じずに生きてきた。やっと傷も癒えかけた今、ジャスティンが目の前にいる……。何事もなかったように話しかけられ、怒りに震えるとともに、フィオナは不安も覚えていた――庭に転がった玩具を横目で見ながら。★シルエット・サーティシックス アワーズも本作で最終話。グランド・スプリングスに起こる最後の事件とロマンスを人気作家マリリン・パパーノがテンポよく描きます。★
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Michelle
11
愛しあった後にヒーローと連絡が取れなくなり、捨てられたヒロイン。連絡出来なくなった特別な理由があった訳ではなく、マジで別れるために音信不通にしたクズ!ヒロインはその時妊娠して4歳になる娘と暮らすシングルマザー。ヒロインの隣に住むヒーローの伯母が死んで、その葬式のために再会する二人。過去のゴタゴタを、車の後部座席に娘を座らせたまま口論する二人の無神経さに呆れた。話自体は面白いと思ったけど、ヒーローとヒロインって、もっと正義感とか倫理観とかきちんとした人であるべきじゃないの?2024/04/18
葉月
0
Cの下2011/11/22