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内容説明
人間が集団の中で生活することのあり方や異なる集団同士のもつれ合いと闘争……。そこには一定の解はなく、その都度の考察を必要とする。現実がますます混迷を深めているいまだからこそ、それらを繙くことは千鈞の重みを持つにちがいない。厳選された30冊の世界へ、政治学の第一人者が案内する。
目次
1 政治の意味
2 政治権力
3 政治と徳
4 政治と宗教
5 政治と戦略・平和
6 政治と経済
7 民主政論
8 歴史の衝撃の中で
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
おおかみ
9
『社会契約論』『法の精神』『論語』『永遠平和のために』といった古今東西の名著を解説する。「政治と宗教」「政治と戦争・平和」のような章立てが便宜上設定されていて有用なのだが、1作品につき6~7ページで紹介されるため、その情報は実に濃密。多少の前提知識を有する読者がそれを整理するのに適している。2011/03/17
みどるん
7
政治学の名著30の概要が書かれているが、おそらく各々の概要を予め知っていないと読めない。概要を知っている前提で概要を読む、復習に近い。30の中の更に名著ぐらいしか理解できなかった。2014/05/29
Akiro OUED
5
タイトルが違うな。有名な非政治学的古典を政治学の視点から紹介していく。アレントが説くアトム化した大衆を動員する全体主義は、アメリカで進行中だし、丸山眞男が指摘する矮小な指導者が暮らす無責任の体系は、日本で展示中だ。ウクライナ戦争は、正義じゃなくて政治の問題だと思わせる。好著。 2024/06/21
Naota_t
4
#2341/★3.1/予想よりもハイレベルな内容で、読み読了に時間がかかった。政治学に明るくない私にとっても名前は知っているプラトン、ヴェーバー、ホッブス、モンテスキューなど、歴史的で錚々たるメンバーの本が並ぶ。そんな中で意外だったのが、孫武『孫子』。政治による権謀術数ではなく「戦わずして人の兵を屈するは、善の善なるものなり」、政治的目的さえ達成できれば、大きなリスクや膨大なコストをかけて相手の軍事力を破壊する必要がないことを説いている。兵法ではあるものの、そこから政治学を身につける姿勢は興味深かった。2026/02/27
tolucky1962
4
重要な本が並べられていて、ここにある本を読んで行けば勉強になるんでしょうね。難しい用語や言い回しがそのまま使われているので、初心者がこの本を読んで全体の大枠が分かるようにはなっていない。十分勉強している人にとってはよくまとめてあって振り返るには良いようにできているのでしょう。でもなんとなく雰囲気つかめたかも^^2015/06/11
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