内容説明
「裸婦の中のもっともすぐれた裸婦、えらび抜かれた裸婦」をめぐって交わされる十二の対話。作品にまつわる伝説や隠された意味が自由に語られる中で、次第に「見る」という行為の意味が明らかになってくる。バルチュス、ベラスケス、ブロンツィーノ、ヴァロットン、クラナッハ、百武兼行、デルヴォーなど、古今東西の芸術作品を独自のスタイルで読み解く美術講義。
目次
幼虫としての女―バルチュス スカーフを持つ裸婦
エレガントな女―ルーカス・クラナッハ ウェヌスとアモル
臈たけた女―ブロンツィーノ 愛と時のアレゴリー
水浴する女―フェリックス・ヴァロットン 女と海
うしろ向きの女―ベラスケス 鏡を見るウェヌス
痩せっぽちの女―百武兼行 裸婦
ロココの女―ワットー パリスの審判
デカダンな女―ヘルムート・ニュートン 裸婦
両性具有の女―眠るヘルマフロディトス
夢のなかの女―デルヴォー 民衆の声
美少年としての女―四谷シモン 少女の人形
さまざまな女たち―アングル トルコ風呂
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