内容説明
学力低下,理科離れなどと言われ,混迷する教育環境の中で,私たちはどう考え,どのように学んでいけばいいのか。
学力とは何か,学力は本当に必要なのか,といった根本問題に立ち返って考え直し,今後の指針を提示する。『たのしい授業』未掲載論文を含む最新論文集。
★★ もくじ ★★
学力と意欲の関係について
学力論の構造
能力とは何か? 学力とは何か?
「大人の学び」について
学びをおこす教材とは
「植物でさえ言葉の力はすごい」という話
仮説実験授業の成果
授業科学の基礎学力
現場が求めていた〈学力論〉
※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、予めご了承ください。試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
目次
子どもにとって学力とは(学力と意欲の関係について―学力か意欲か 学力論の構造 能力とは何か?学力とは何か?)
教師にとって学力とは(「大人の学び」について 学びを起こす教材とは 「植物でさえ言葉の力はすごい」という話 仮説実験授業の成果―世界の教育史の中での位置づけ 授業科学の基礎学力―“教育学”や“教育科学”と根本的に異なる原理と知識 現場が求めていた“学力論”)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KTakahashi
1
タイトルに「教師の学力」とあったのが,目を引きました。国立教育政策研究所にいた方なのですね。2015/10/11
くまさん
1
繰り返して読んでいます。学力の問題は、意欲の問題だ。良い教材を用いることしかない。2015/06/13
nom
0
板倉さんの提唱する仮説実験授業についての話を中心に、「学力」とは何か、学力と意欲の関連、教材についてなどに触れている。2015/12/13
北浦透
0
根本は情熱と粘り強さ。著者の主張とは異なるだろうけど、自分はまず著者の根本に惹かれる。「吹き矢の力学」や「空気と水の話」は実に面白かった。難しさもあるのだろうけど、垣根を越えて情報を交換し合いたい。2015/08/10
taki
0
ひとつの真理に到達しているウチの先生(たっちゃん)の師匠(?)の本 講演集なので読みやすいです。 以下、気になったところを抜粋 p.40「自分の感覚よりも、教わったことを受け入れて疑わないようになったら、創造的な仕事はできない。」 p.84「「なぜ学ぶか」ということがはっきりしないで、競争原理でやるから「私、落ちこぼれた」といってイヤになったんです。そうじゃなくて、そのこと自身に学ぶ意味を持たせると変わってきます。」 p.83「何人かわかっちゃうと、「あのいいかげんな教え方でも」とは思2010/11/29
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