内容説明
2006年夏、高校野球ファンのみならず日本中の人々を魅了した、早実の斎藤佑樹投手。本書は、斎藤投手の両親が、息子の誕生から現在までを振り返りつつ斎藤家の子育てを語るものです。 「普通の高校生」だった息子が、甲子園での16日間を終えたら「時の人」になっていた…。その影響は当然のごとく家族にも及び、両親は質問攻めにあいます。「どうしたらあんな息子に育つのか」 それに答えるというおこがましいことはできないけれど、息子を応援してくださる方へのせめてもの御礼のつもりで、とつづった本書。両親の言葉には「特別なことなど何もしていない」とありますが、家庭内での細やかな働きかけとゆるぎない教育方針が今の彼をつくったと実感できます。巻末には「家族4人の座談会」も収録。秘蔵写真も満載で、佑ちゃんの素顔に迫れる1冊です。
目次
第1章 2006年・夏
第2章 4人家族の始まり
第3章 野球少年
第4章 早実で学んだ3年間
第5章 これからの佑樹
家族4人の座談会
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぱりぱり
1
決して手を抜かず、丁寧に子育てすれば、きっと子供はその想いに応えてくれると思いました。理想の両親、理想の息子、そして理想の家族です。2011/05/29
アスクレピオス
0
これこの時期に母親が書いてるところに、ちょっと違和感を感じましたね。優等生なのは見たままだと。やんちゃ伝説の多いのが野球選手と思ってたところがあるけど、この後どう変貌していくかが興味津々。2012/12/23
who
0
甲子園優勝から注目され続けたはずなのに、ずっと誠実で謙虚で居続ける佑ちゃん。まさに男の中の男!笑 そんな佑ちゃんの生い立ちに興味があって読んでみたが、彼のこの姿勢は、家庭環境に起因するのだと強く実感できる一冊だった。佑ちゃんが親元を離れ、お兄さんと二人暮らしで頑張った高校時代が泣ける。ご両親も去ることながら、お兄さんも素晴らしい。2010/12/01
東隆斎洒落
0
(08.02.17 読了) 斎藤佑樹の両親著作。 早実の校則は厳しいと聞いていたが、それに加えて、「コンビニ立ち寄り禁止」などの厳しい野球部の部則にビックリ。 高校生とはいえ、群馬県から5時起きで国分寺まで通学していたのを読むと、どこからでも通えるものだなと。 要介護の親がいるとはいえ、佑樹父が群馬で単身赴任するのが普通の家庭では?私は思うのだが、やっぱ凡人の考えることとは一味違う。。。 2008/02/17
もりけん
0
こんなアプリがあるとは知らんかった。今年読了した本を全部アップしよう。これは佑ちゃんフィーバーにハマった高齢女性から勧められた。