内容説明
神はいるのか。父はいるのか。本当の父は誰なのか――。16歳少女との淫行事件で、仕事も家族の絆も失くした僕は、故郷・宮崎を訪ねる旅に出た。少年時代を過ごしたあの土地へ。妾だった母に深く依存しながら母を責め、最後は捨てられた飲んだくれの実の父・北村。平坦で平板で平面な人生を愚痴一つ言わずにずっとずっと歩いて来た育ての父・東国原――。やがて、自分の血と、過去に向き合う決意を固めた僕は……。元宮崎県知事・東国原英夫が故郷での少年時代を初告白した感動作!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ann
28
人生良いことも悪いことも50/50。常に0(ゼロ)なら無くさなくてすむ。私の座右の銘のひとつと一緒。2021/12/03
ツバメマン★こち亀読破中
17
昔たけしが冗談っぽく言っていたような気がしますが、そのまんま東は複雑な家庭環境下で壮絶な幼少時代を過ごしたのですね。何故か「ドーランの 下に涙の 喜劇人」というポール牧師匠の座右の銘を思い出しました。人生は小説のようだ。2017/01/16
n.urabe
16
芸人そのまんま東の自伝家族小説。先日「しくじり先生」を見て読みたくなった。芸人そのまんま東とは違う、想像を絶する生い立ち。妾の子として育ち、実父を心の中から「抹殺」する旅に出る。実父の軌跡を辿りながら当時の親子関係や両親の問題、家庭内の問題を赤裸々に書いている。後半は泣けた。シリアスな内容の中にも芸人テイストがチラホラあり、おかあさんの一言に「ホッ」となるとこも良かった。1つの読み物として私は良書だと思う。2016/06/04
深沢商店
11
そのまんま東の、主に幼少~少年時代を描いた自伝的小説。ちょっと表現に力が入りすぎてたり、逆に緩すぎたりしてる箇所もありつつ、全体的には読みやすい文章でした。複雑な家庭環境、父との確執などは悲惨だし大変であったろうとは思うが、ややそればかりの傾向がなきにしも。とは言え、妙に教訓めいたり説教くさかったりしないのは良かったです。2014/04/17
4fdo4
8
読み始めは「買って損したかな」と思わせる感じだったが 読み進めるとどんどんグイグイと惹きつけられて行った 読み終わるころには、感動していた 文章力も確かなものがあると思う 2018/01/07
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