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内容説明
ようこそ、幻想と怪奇の水族館へ。人魚も、魚人も、“地獄の吸血イカ”も展示中です。諸星大二郎版博物誌・第2弾! 圧倒的イマジネーションで“魚”をモチーフに描く!! 深海に棲む若き人魚の冒険譚「深海人魚姫」とその後日談「深海に還る」。作者の十八番、中国伝奇ホラー「鮫人」。『私家版鳥類図譜』収録のSFファンタジー「鳥を売る人」の続編「魚が来た!」など、諸星大二郎の魅力が凝集した全7編のフルコース!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
阿部義彦
24
直近の古書市の初日に凸してゲット。ずっと探してました。確かもう1つ鳥類のも有りましたよね、どっちも読んでなかったのです。モーニングと別冊モーニングに載ってたのか、もう漫画雑誌は買う事は無いので単行本になったのを買う位なのですが、今私が興味がある雑誌は「コミックビーム」とか「青騎士」とかかなあ。内容はやはり素晴らしいです、二部構成の人魚姫もどきのお話は、後編になるともう涙無しには読めませんでした。シリアスだけでなく「栞と紙魚子」路線の話(魚の学校)もしっかりあるし、未開の部族での秘密の風習など全てに諸星印。2025/07/12
アズル
23
はじめのお話とラストひとつ前のお話が繋がります。最後の「ネタウナギ」は面白いけれど、蛇足にも思えます。ジャック・マイヨール(でしたっけ? 潜水の天才)が亡くなる直前は、「海の匂い」がした、と言います。私はそれを思いだすと、いつも「生臭いってこと?」と考えてしまいます。諸星先生は海を「生命の源」と捉えているとのこと。生と死が混然一体となっているものが、真の「生命の源」なのかもしれません。2016/08/21
文庫フリーク@灯れ松明の火
20
『へんないきもの』読んでコウモリダコ見たくなり再読。「深海人魚姫」「深海に還る」はもちろんだけど、どれを読んでも諸星さんらしい画とお話。先日書店で『マッドメン最終版』に気付き手が伸びたけど、2800円は高嶺の花。欲しいんですけどね。2010/06/28
Kavi
3
てっきり「図鑑」だと思い、いろいろな想像上の魚類のおもしろ物語かと思っていたら。結構、ちゃんとした物語だった。2017/09/25
kuu
3
素敵なファンタジー。多方面からのメッセージを感じるが、受止めきれたか?自分。2016/12/26




