感動する脳

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感動する脳

  • 著者名:茂木健一郎
  • 価格 ¥1,300(本体¥1,182)
  • PHP研究所(2012/12発売)
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  • ISBN:9784569690148
  • NDC分類:491.371

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内容説明

いま、脳について興味を持つ人が増えている。それは、脳が計算能力や記憶力を高める働きをするだけではなく、実は人の感情や意欲といったものに脳の働きが深く関わっていることが科学的に分かってきたからである。つまり「心が宿る場所」としての脳への関心である。一方、あらゆる情報が氾濫している現代という複雑化・多様化する社会の中で、どのように生きればいいのか? どうすれば自分の人生を楽しく充実して生きることができるのか? と迷い、悩む人が多い。キーワードは「感動」であると著者はいう。あのアインシュタインが「感動することをやめた人は、生きていないのと同じことである」と言ったように、「感動」は人に強い意欲を起こし、新しい行動にかりたて、そして人生を変えるからである。本書は、いま最も注目される脳科学者が、感動のメカニズムと人生について述べたものである。ワクワク、ドキドキした日々を送りたい人必読の書といえよう。

目次

第1章 人間の「心」を支配する脳
第2章 意欲が脳を刺激する
第3章 「感動」は脳を進化させる
第4章 人と人の共感回路
第5章 「ネガティブ脳」のメカニズム
第6章 「感動脳」を育てる

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

コウメ

68
「脳は一瞬たりとも休まない」「生きる」というすなわち、体験を積んで学ぶということを脳の観点から見ると、人間の脳は、生きている限り常に学習を続けている。どんな時にも心臓が動いているように、脳も休まない。特に意識はなくても脳の中に痕跡として残っていく、失敗した体験も、同じ体験であることには変わらない。成功体験は自信に繋がるし、新しい成功に繋がる。つまりどんな体験も人生の糧になる。2019/06/12

コウメ

49
人間の脳は他の動物と比べ、大脳皮質特に前頭葉が発達している。この前頭葉が自分が自分であるという意識を生み出している。大脳皮質の本質は知性。そうすると知能指数が高い人のほうが良いとされていた。逆に低いと感情が抑えられないダメな人と呼ばれていた。しかし、1990年代に入って根本的に間違っていたことがわかった。/コンピュータの発達により、このままではコンピュータは人を超えてしまうのではないかと恐れを抱く人が出てきたが、人工知能の研究は、しばらく進んだ後でまったく行き詰まってしまった。2019/05/29

wildchild@月と猫

22
本の内容には概ね賛同できるが、いやそこは感動だけでは片づけられないでしょ~!っと、つっこみたくなる箇所もありました。とはいえ、人間と動物やロボットの違いは、やはり何かに心を動かされるという体験の有無だという気は、確かにします。自信が持てなければ、自信がある脳の状態をまず先に作り出してしまえば良い、という考え方など成程面白いと思いました。いずれ脳の研究が進めば、自由自在に人間が脳をコントロール出来る日が来るのでしょうか?それはそれで怖いような気がしますが・・・それは私が「ネガティブ脳」だからかな(笑)?2014/08/23

フク

13
昔に読了しました!脳については元々興味があり、この本も楽しみながら読めました。ギャップイヤーについての話とか好きだったなー2016/06/18

コダマ

12
「感動することを辞めた人は、生きていないのと同じ事である」

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