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内容説明
「熱心に物流管理に取り組んでいるのに、成果が出ない」といった悩みは多い。その結果、「在庫が増えるのは販売戦略上しかたがない」「営業に言われるがままに出荷するのが仕事」という「あきらめ」が物流現場に漂っていることさえある。だが、これは大きな誤解である。「理に適った物流」ができれば、物流部門の主導により「物流改革」は必ず実現できるのだ。本書は、多くの会社の物流現場を改革してきた著者が、効率化の本当の意味から、物流サービスの見直し、在庫の管理手法、そして実際の改革手順など具体的なノウハウを交えながら、物流の「常識と非常識」を明らかにしていく。「今度こそ本当にコストを下げたい!」と思う人に、ぜひ読んでもらいたい一冊。
目次
第1章 絶対に物流コストが下がらない会社―そもそも物流コスト削減とは何か?
第2章 物流効率化の落とし穴―正しい効率化と、意味のない効率化
第3章 企業経営における物流の役立ち―物流が企業活動に貢献できること、できないこと
第4章 もはや物流サービスは聖域ではない―現状の物流サービスをどう見直すか?
第5章 物流をやらないための管理―必要最小限の物流を達成するカギは「見える化」と「出荷動向の同期化」
第6章 物流管理の二大管理技法(1)在庫管理―在庫を日数で管理する不定期不定量発注方式とは?
第7章 物流管理の二大管理技法(2)物流ABC―物流ABCについて
第8章 物流コスト責任の明確化なくして物流管理なし―全社的な物流コスト削減を実現するために
第9章 物流改革は物流センターからはじめるのがよい―物流改革を行うための具体的なステップ
第10章 物流アウトソーシングと3PLを考える―これからの「物流」はどうなるのか?
感想・レビュー
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いつき
Wachiko05
ゆうた