龍馬暗殺の謎―諸説を徹底検証 - 諸説を徹底検証

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龍馬暗殺の謎―諸説を徹底検証 - 諸説を徹底検証

  • 著者名:木村幸比古
  • 価格 ¥699(本体¥636)
  • PHP研究所(2011/05発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569690650
  • NDC分類:289.1

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内容説明

幕末最大のミステリー・坂本龍馬暗殺事件。
それは、大政奉還から戊辰戦争へと時代がうねる中で起きた惨劇だった。
当初、実行犯と目されたのは新選組、だがそれを覆す供述で見廻組が浮上。
それら幕府側の組織を統轄したのは会津藩である。
一方、討幕側の薩摩藩にも陰謀めいた思惑が見え隠れする。
徳川慶喜の処遇を巡って龍馬の存在が目障りとなったのか?さらに、新史料から、意外な藩の影が浮かび上がる。
はたして、真犯人、そして黒幕とは?龍馬が駆け抜けた混迷の政局を読み解き、諸説を検証する。
見廻組、新選組、薩摩藩……暗殺の真犯人とは?

見廻組、新選組、薩摩藩……暗殺事件の犯人・黒幕とは? 新史料をもとに、急迫する時局の利害関係を読み解き、事件の真相に迫る。

幕末最大のミステリー・坂本龍馬暗殺事件。それは、大政奉還から戊辰戦争へと時代がうねる中で起きた惨劇だった。

▼当初、実行犯と目されたのは新選組、だがそれを覆す供述で見廻組が浮上。それら幕府側の組織を統轄したのは会津藩である。一方、討幕側の薩摩藩にも陰謀めいた思惑が見え隠れする。徳川慶喜の処遇を巡って龍馬の存在が目障りとなったのか? さらに、新史料から、意外な藩の影が浮かび上がる。はたして、真犯人、そして黒幕とは? 龍馬が駆け抜けた混迷の政局を読み解き、諸説を検証する。


[目次より]第一章 維新への道:「土佐

●第一章 維新への道 
●第二章 龍馬暗殺事件の謎 
●第三章 見廻組異聞 
●新構想「藩論」 
●年表 坂本龍馬の事績と主な暗殺事件

目次

第一章 維新への道(土佐勤王党からの出発;坂龍飛謄;龍馬の剣術 ほか)
第2章 龍馬暗殺事件の謎(新選組説の謎;薩摩藩陰謀説の謎;見廻組説の謎 ほか)
第3章 見廻組異聞(見廻組の組織;新発見・佐々木只三郎の鎖帷子;只三郎の最期と背信の部下たち ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

maito/まいと

6
龍馬暗殺についての一冊。ただ、その前(昨年)に読んだ同テーマの本の方が具体性が高かったなあ(この本の方が古いのだから無理もないけど)ちなみに最後の「藩論」史料紹介は、完全にマニア向け。ただ紹介するのではなく分析や解説が欲しかったところ。2012/02/10

ともとも

5
人の裏というか、他人には見えない心理世界も 垣間見えて、自分を含めた人間というものが 怖くなってしまいましたが、 ちょっとその説は無理ありすぎるなどといった 疑問を抱く説もあれば、 すごく、信憑性が高く感じられるものまで あって、とても興味深く読むことができました。2012/07/07

denz

3
霊山歴史館の3D解説映像で飛び出る学芸課長として幕末ファンにはおなじみ(?)の著者による本。澤宣嘉を「土佐脱藩浪士」とする凡ミスや引用史料の解説に首をかしげてしまうような解釈を加えていたりと読む者を試す気の抜けない読書をさせてくれる。しかし、「藩論」を始めとして様々な引用史料を紹介してくれているので、そのへんは便利。ただし史料をしっかりと読んで解説に惑わされないよう気を付けなければならない。PHP新書を読んで毎回思うのだが、編集はちゃんと仕事しているのだろうか。2011/11/16

1
タイトルとは違い、刊行時点(2009年)の最新トピックを盛り込んだ四方山研究話。まあ龍馬暗殺をかかげておいたら読者が買ってくれるからね。『龍馬を殺したのは誰か』『龍馬暗殺最後の謎』を直前に読んでいたので、検証が雑といおうか、消化不良な読後感であります。基本的に京都見廻組説を支持しつつ、陰謀論にも未練たっぷり。著者は本職の学芸員なのですが、史料の取捨選択や評価に首を傾げる点が多々あり。校正も杜撰なのか、相馬肇と横倉甚五郎を取り違えていたり、田中光顕がNHK京都の番組に出演していたり(!)します。星3つ。2017/05/28

Berlin1888

1
「龍馬暗殺の謎」とのタイトルですが、至極当たり前に京都見廻組説を採用しておりまして(まあ史実だし)他ではあまり紹介してもらえない京都見廻組の解説にページをかなり割いております。突飛な新説、センセーショナルな陰謀論をお求めの方は他を当たってください。2013/04/11

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