内容説明
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開放的でありながら閉鎖的で、膨張と内破を繰り返し、分割と排除の果てに侵食・増殖して人々を飲み込む都市-。ロサンゼルスの変容の軌跡に大胆かつ繊細な思索を重ね合わせ、ありふれた場所でありながら非‐場所である“場”としての都市の本質を把捉する。
目次
第1部 遠くの都市
第1章 遠くのロサンゼルス ジャン=リュック・ナンシー/小倉正史訳
第2章 遠くの都市 ジャン=リュック・ナンシー/小倉正史訳
第3章 場所の彼方の都市 ジャン=クリストフ・バイイ/小倉正史訳
第2部 都市のゆくえ
建築に表出する病理の行方 坂牛 卓
CIVITASではなく、SUBURBIUMからの思考──ジャン=リュック・ナンシーの都市論の古典性と正統性をめぐって 若林幹夫
訳者あとがき 小倉正史
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
oz
5
初読。西洋での都市とはルソー以来構造物と社会構成体の両義性を持つとされるらしいが、本書での主張では、専門家は都市の輪郭しか作れない、都市は個別化されることを嫌い、自然も秩序も内包しない、そこにはただ交通と商業がある、ということらしい。本文より「世界は私たちに、もはや現象の登記簿(ルジストル)で考えるのではなく、離−位置(ディスポジション)のそれ(間隔化(エスパスマン)、接触(トゥシュ)、連絡(コンタクト)、経路(パルクール))で考えるように招く」のだとか、難解!2010/02/21
潮見
0
なるほどわからん。詩読んでるみたいだった。2012/12/02
ゼロ投資大学
0
都市の機能と役割について書かれている。高度で観念的な内容なので一読で理解するのは難しいかもしれない。2021/08/26
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