内容説明
音大のある静かな町に建つ瀟洒なマンションには、面接を経て選ばれた住人たちが暮らしている。この建物の主はある呪術的な仕掛けを施していた。やがて狂い始める日常。なぜだか『うしろ』が気になる……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェルナーの日記
213
作家・倉阪 鬼一郎氏は、日本の小説家・評論家・俳人・翻訳家という多彩な才を持った作家。早稲田の大学院をフリーライター志望で中退。生計が成り立たず印刷会社に入社。1987年短篇『地底の鰐、天上の蛇』にてデビュー。モダン・ホラー的な作品と本格ミステリとホラーとの融合した奇抜な趣向を偏執的に凝らした作品を数多く出している。現代小説(”ゴーストハンターと黒川シリーズ”等)や時代小説(”小料理のどか屋人情帖シリーズ”等)を執筆。本作は”三文字シリーズ”に位置づけされる一冊。自分的には何かモヤモヤしたものが残る作品。2021/06/17
カムイ
48
倉阪鬼一郎は作品は初、ん~、面白くないの一言です。いろいろ工夫はしているが全てが滑っていてホラー映画で言えばD級、おかげでうしろを気になって仕方ない😱2024/03/17
あおさわ
6
変態と幽霊のコラボレーション…ですね。あとは別になんとも。怖さも半端でした。2011/11/03
あかつや
3
静かな文化都市に立つとある女性専用マンションは住心地のいい環境の割に住人が居着かない。そこに新たに引っ越してきた女性たちはなぜかうしろが気になって、精神的に追い詰められていく。作者の頭の中の怖いイメージを読者に伝えようといろいろ工夫してるのは伝わる。でもそれが成功してるかどうかはわからないな。あまりにもうしろうしろ言いすぎて、途中からちょっと笑えてきちゃったよ。ホラーとギャグは紙一重なんだよなあ。言葉は重ね過ぎると軽くなる。まあ最終的にはやっぱレスリングは必須科目だな、と。怪異相手でも十分通用するらしい。2022/12/24
kumo
3
★★★★☆2014/05/21
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