内容説明
池田名誉会長が主に中学生の世代に向け、「『いじめ』 どうする?」「性格を変えたい」「生きること 死ぬこと」といった悩みに答え、温かな励ましを贈っている。成長の時だからこそ、ぶつかる苦しみや困難に名誉会長は、友と寄り添うように、また、希望の進路を指し示しながら対話を広げている。巻頭には、未来部にあてた長編詩「若き君よ 勝ちまくれ! 青春は人生の一生の土台」を収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ロビン
10
池田大作創価学会名誉会長が学生たち(主として中学生)に向けて著した対話篇。性格、容姿、勉強の悩み、親や友達との関係、いじめ問題などの彼らの切実な悩みに耳を傾け、人生の先輩としての立場からアドバイスをしていく。ここまで子どもたちに対して誠実に、温かく、深い配慮をし、かといって子ども扱いしたり甘やかさずに、現実の厳しさもしっかり伝えていける大人が他にいるであろうか。言葉だけでなく、自分の人生で人間主義を教えていかれた先生の偉大さを思う。大人が読んでも非常に学びの多い本であり、人に優しくしようという勇気が出る。2024/01/15
こうきち
3
読む度に、人間らしい心が戻ってくる。心が豊かな人は、たくさんの宝物が見える。2015/04/10
M
2
悩みに負けずに頑張ろう、前進していこう、と思いました。勇気が湧く一冊。また、同じ悩みをかかえる人にぜひ読んでもらいたい、と思いました。2009/07/29
まっちゃん
1
希望は精神の強さから生まれる。心が強い人は、未来を明るく描くことができる。どんな苦しい状況のなかでも、何とかしてみせると楽観して生きていける。2013/11/22
つー
0
人に話をしにくい小中高生には、そっと本を渡し、悩んだときに読むと、心が開けるような内容がたくさんありました。 逆に大人(親)へのメッセージでもあると思います。2023/02/06