内容説明
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小説の神様・志賀の作品たちはいかなる方法に支えられてきたか。その表現の具体的様相を草稿・未定稿の検討を含め、従来にない緻密な作品分析に基づき深層を詳らかにする、意欲的な評論集。
目次
第1部 短編小説の表現(「城の崎にて」-導かれる心境、導くための情景
「灰色の月」-直哉のリアリズム、その実相)
第2部 和解三部作の方法(「大津順吉」-私が私を語る方法
「和解」-より劇的な和解の生成へ
「或る男、其姉の死」-「事実と作り事との混合」という方法)
第3部 「暗夜行路」の方法(登場人物にみる作品構造
自我との相剋、時任謙作の闘いが意味するもの
二つの「女の過失」設定、その必然性)
第4部 志賀文学の基底(「モデルの不服」にみる小説観-「暗夜行路草稿20」の問題
小説の人称-「自分」・「私」・「彼」のあいだ)
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