女のおっさん箴言集

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女のおっさん箴言集

  • 著者名:田辺聖子
  • 価格 ¥510(本体¥464)
  • PHP研究所(2011/05発売)
  • ポイント 4pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569668031
  • NDC分類:917

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内容説明

「死んだときに『ええ子やったなァ。あれは』とまわりが言ってくれるというのが、人間の仕事みたいな気がするわ」「女というのは、(ウソだ)と思っていても、酔わされるのが好きなんである」「女にとってグチをいいあう相手のないのはじつに不幸なことだ」――小説の中で、男や女が<やっさもっさ>の最中、フト思いつくこと。ストーリーの脇道にあるけれど、なぜか心に残る言葉。それらの中に、思わずドキリとする真理や、心がほっこりする励ましや、「そうか!」と膝を打つ智恵がある。<女のおっさん>こと作家・田辺聖子は、文学活動50年を迎え、著書は250冊を超える。その小説やエッセイの中から、ひときわ光るフレーズを厳選し、「人間」「女」「男」「家族」「恋愛」など、13章に分類する趣向。鋭い洞察、洗練されたユーモア、豊かな愛情……などが凝縮された、生き方のヒント集。きっと人生が明るくなります。<男のおっさん>にもおすすめ。

目次

人間―この世には二種類の人間がいる
女―女は皆、認められたいもの
男―男の自尊心は風船玉のよう
男vs.女、女with男―熟れた木の実のように落ちるところへ落ちよ
夫婦―夫婦にはやさしいウソが必要
家族―血のつながりには肌温かな逃げ道がある
オトナ―異性と真に仲良く暮らせるのは…
言葉―すべてこの世は、「ホントはそやけど」
恋愛―手放したくない、それが愛ということなのかも…
現代―今日びの人は…
老い―七十やからこそ、タガをはずしますのや
人生―長い道程、ときどき小石を蹴ったりして遊ばないと
人の世の流儀―「たかが…」のために骨身を削る

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミッチ

12
田辺聖子さんはさすがに男と女の機微がよ~くお分かりになっています。これからの人生に大いに参考になりました。2019/08/04

chiro

5
さすが人生の達人。 時代が変わっても人ってそうよね、と頷きふふっと頬が緩む。でも、描かれている人間関係はやはり古き善き昭和を感じた。人との関係が希薄になっている今、こんな人間関係の機微を理解できない人も増えているかも。2021/11/27

あさみ

4
田辺聖子さんが好きです。時代を感じさせないなぁ。いつの世も男と女ってこんなもん?と思わせてくれる。2015/04/18

いこま

3
田辺聖子さんの、色々いっぱい、いいとこ取り。 いつの時代も、あまり変わらないモノばかり。 もう少し歳をとったら、もっと自分のものにもできるのかもしれない。 わたしはまだまだだということを、思い知らされた。2020/04/21

hisakodosu

2
題名に惹かれて。ちょっと変化球だったが。2014/11/19

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