カルト宗教 - 性的虐待と児童虐待はなぜ起きるのか

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カルト宗教 - 性的虐待と児童虐待はなぜ起きるのか

  • 著者名:紀藤正樹/山口貴士
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • アスコム(2007/03発売)
  • 3月の締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~3/31)
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  • ISBN:9784776203933
  • NDC分類:169

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内容説明

レイプ、暴力、マインドコントロール……。今まで触れられることのなかった恐るべき実態が、被害者たちの証言で明らかになった! カルト被害者救済の第一人者、紀藤正樹弁護士が、日米専門家による第一級資料を初公開する。

目次

第1部 「カルト」とは何か―今、私たちが知り、すべきこと(なぜ社会問題と考えるべきなのか;巧妙な操作と恐るべき搾取;カルトの暴走をいかに防ぐか)
第2部 カルト宗教からいかに脱出したか―アメリカからの報告(「彼女はもうこっちのもんだ」;支配と服従―女性の性心理的搾取;カルトの中の母親たち―母子関係にカルトが与える影響;閉鎖的集団におけるセックスと嘘と思考の操作;どこにも行けない―鉄格子のない牢獄の中の人生;聖書の教えに従う穏健な集団から破壊的なカルト集団へ)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ybhkr

3
ここのところ、カルトの二世やカルトに巻き込まれて虐待され、社会に馴染めない子供の本を読んでいるせいか母親側からの手記が寒々しく思えてしまう。翻訳だしアメリカだからということもあるけれど、自分の苦しみに酔っていて子供がどんなに辛い想いをし、傷ついたかにフォーカスされていない。彼女たちはまだ脱会していなかったり、子供に愛情を持たず虐待を黙認したり推奨している母親に比べれば自分はマシだと思っているんだろうな。確かにそうだろうけど、個人的には受け入れがたい。カルトの被害者はいつも子供だ。2016/04/13

Akio Kudo

1
★★★★★ 余りのカルトの現実に言葉を失う。カルトが原因で起こる虐待とレイプに社会的に共存は有り得ない2022/08/18

mittsko

1
いわゆるカルト問題に長年取り組む編・訳者らによる、信者、女性、児童への虐待を取り上げた一冊 8割方の紙幅は第2部にあてられている そこでは、「国際カルト研究学会」(ICSA)の紀要、特集号「Women under the Influence」に掲載された4本の手記・論考、その特集号の趣旨説明、そして別の事例紹介1本が訳出される 現代北米におけるカルトによる女性虐待・児童虐待のありようを知ることができる 80頁ほどの「第1部」では、日本におけるカルト問題がサーベイされる 資料として手元においておく2011/10/29

しゃむ・しゃむ

0
2000年代に入って初めて児童虐待法ができた日本では、カルトにおける性的搾取については研究が進んでいない。そういうわけで主に海外での論文を取り上げている。オウムでも麻原が信者に手を出していたけど、人を支配するカルトの教祖様は女性信者との不適切な関係も大好きだな。レイプは性欲じゃなくて支配力と言われているけど、これもその亜種なのかな。2019/01/05

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