内容説明
親友のエリーが誘拐され、パニックに陥ったサンディは意を決してトラヴィス・カントレルに連絡した。エリーの兄であり、政府の極秘機関に属するエージェントであり、忘れえぬ恋人でもあるトラヴィスに。駆けつけた彼の精悍な風貌を目にした瞬間、せつなさとほろ苦い思いが全身を貫いた。唐突に告げられた別れの言葉は、今なお彼女をさいなみつづけている。トラヴィスの瞳に浮かぶ感情にサンディはふたたび悟った。彼はまだわたしをうとましく思っている……。胸の痛みを打ち消すように、彼女はトラヴィスに口づけをした。★北米ベストセラー作家スーザン・カーニーの人気シリーズ続編をお届けしています。映画のようにドラマティックな展開をご堪能ください。★
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akiyuki_1717
4
この時代の設定に、１０年ほど前に別れた二人が元サヤになるパターンがすごく多い。実際７年１２年経ってからの焼けぼっくいって、鎮火するのも早いから、直ぐに別れるんだろうと思うと、読むのに身が入らないんだよね。ヒーローは特殊部隊にいた経験が有り、今は特殊機関で働くエキスパートなんだけど、船の修理もプロ並みっていう信じられない設定です。オラオラ男と、口達者なガミガミ女のやり取りがウザ過ぎて、途中で疲れてしまった。ヒーローの妹と、敵の中にいるスパイの方がいい感じで、そっちのロマンスの方が良かったな。スピンオフ望む2018/06/26
