内容説明
盛大な結婚式が行われようとしている大聖堂で、ベッカは後方の席につき、行動を起こすときを待った。花婿のアレックス・カリデスは、妹の心と体を弄び、無情にも捨てた男。式を妨害し、憎きカリデス一族に復讐してやらなくては気がすまない。ついに式が始まり、ベッカは真実を暴露しようと席を立ちかけた。その瞬間、肩に置かれた手が彼女を制した。「それはいい考えとは思えない」恐る恐る振り返ると、まれに見るハンサムな男性が立っている。復讐をしに来たこともつかの間忘れ、ベッカは彼に見とれた。この男性が、敵であるカリデス一族の長だとは夢にも思わずに。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
糸車
24
積ん読解消。コミックを読んでいてなんだか落ち着かない気分になり、小説を探したのですが。他の方の感想を読んで納得。責任感あるヒーローは良かったのですが、ヒロインがね。直情傾向、衝動的。びっくりすることに学校の先生なんです。子どもを導く立場の人なんだからもうちょっと自制しましょうよと言いたい。ロマンス小説はヒーローがダメダメでもヒロインに好感が持てたらなんとかなる気がするのですが、今回はヒーローが頑張っていました。ヒロインの為に彼女の故郷で身近な人たちに囲まれての結婚式を急遽準備する思いやりや行動力とか。 2021/09/06
akiyuki_1717
4
なんだか意味不明な物語でした。妹の復讐に出かけ、会場から連れ出したヒーローを勝手に警備員と勘違いし、正体が分かると敵扱い。ヒロイン妹は勝手にヒーローに手紙を出し、受け取ったヒーローが二ヶ月後にひょっこり現れる…訪ねてきた時には妊娠なんて考えてもなかったし、ヒロインに一晩だけと言われてすんなり受け入れたのに、何故現れたのか…結局はお互いに一目惚れで、メロメロってとこに落ち着くんだけど、ヒロインの無駄なかたくなさに若干疲れた。二人共もう少し素直になろうよっていうお話でした。2016/02/15
きき
3
ヒーローは出会った時から親切で良い人なのに妙に突っかかるヒロインが好きになれなくて、ユニークな性格って設定もこんなに意地っ張りだと可愛く感じないのよね。妊娠中も大事にされてるのに変な誤解ばかり。行動が幼いから10代設定だったっけ？と何度も確認しちゃったわ。2016/04/27
くろうさぎ
3
ふたたび読んでも、ヒロインの頑固さにはちょっと？？2009/08/13
ひまわり
2
メロメロ全開の押せ押せヒーローを楽しむ本。ヒロインは、微妙・・・2012/11/19
