内容説明
高校時代のモリーはちょっと太めでさえない女の子だった。そんな彼女が女子生徒のあこがれの的、デズに声をかけられた!デズとつき合うようになったモリーは一躍、学校の人気者になる。けれど夢のような日々は長くは続かなかった。年上のデズは大学進学のため町を出ていき、別れの言葉を告げることもなくモリーを捨て去った。月日は流れ、デズが町に戻ったとき、モリーはもう昔のモリーではなく、美しく、気品漂う女性となって彼の前に現れる。デズは彼女と気づきさえせず、初対面のような挨拶をしてきた。★これまでシルエット・ロマンスでご愛読いただいていたテレサ・サウスウィック作品をハーレクイン・イマージュよりお届けいたします。美しく知的な女性に成長しても相変わらずコンプレックスから抜け出せないヒロインが初恋のひとに再会したとき、新しい展開が……。★
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
糸車
19
打算的で抜け目のない実業家としてどんな機会も見逃さないヒロイン父は人間的にどこかいびつ。娘に対する愛情がないとは言わないけれど、自分の価値観に合わない仕事をしているからといって彼女の人格まで否定してしまう?自分の未来を切り開くための足掛かりを必要としていたヒーローに卑劣な取引を持ちかけたのも許せないわ~。ヒーロー&ヒロインが誠実なぶん、残念さが募る。父に認められたい、愛されたいと思っていたヒロインがようやく自分を主張し父と対決した場面ですっきり。二度目のチャンスを何より求めるヒーローもよかったわ。2015/10/27
くろうさぎ
0
なんだか、、イマイチ好きになれない話。ヒロインが寛大すぎるからかしら?2010/09/23