ハーレクイン<br> カンヌで恋して

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ハーレクイン
カンヌで恋して

  • ISBN:9784596121639

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内容説明

テレビに映る、二十年前に別れたきりの父の姿にリビーは驚愕した。父は死んだと聞かされていたが、実際は俳優として成功を収め、もうじき開催されるカンヌ映画祭に出席するというのだ。リビーはすぐさま、父の契約する芸能エージェンシー経営者マーク・クレイトンに連絡を取り、父に会わせてほしいと訴えた。するとマークは、カンヌでの面会を約束してくれたものの、その前に二人でディナーをとろうと持ちかけてくる。超多忙と噂される実業家が、なぜわたしをディナーに誘うのかしら?困惑しつつカンヌに降り立ったリビーを待っていたのは、マークの辛辣な言葉だった。「それで、君はいくら欲しいんだ?」

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

糸車

17
誰でも自分の幸福を追い求める権利があると思う。ヒロイン父は俳優としての成功を、母は新たな生活を、再婚相手は以前の家庭の影を追い払い妻を自分1人のものにすることを願った。マネージメントを生業にするヒーローだってスキャンダルからスターを守るのは当然。だけどヒロインの幸せは?大人になってそれぞれの思いを理解できるようになっても、愛する人が自分から去って行った悲しみは癒されないでしょう?あんまり物分かり良くて、逆に読んでいてストレスが溜まった。父に対して亡母に対してもっと怒っていい。叫んでいい。ヒーローにも。2019/06/18

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