内容説明
冷徹なイタリア人実業家として知られるザンドロ・ブルネレスキは、亡き弟が遺した赤ん坊を引き取ることになった。そうさ、間違ってもリア・カメロンなどにこの子を渡すものか!リアは弟の恋人で、赤ん坊の母親だ。精神的に不安定で、信頼が置けない女。彼女にブルネレスキ家の一員を育てさせるわけにはいかない。だが、そのリアがザンドロの前に現れ、息子を返せと要求してきた。彼女は以前とはどこか違い、澄んだ瞳には芯の強さがかいま見える。恋人の死にショックを受け、母親としての自覚が芽生えたのかもしれない。ザンドロはそう思っていたが、違和感は日ごとに増すばかりだった。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
麻琴
2
どうもこの作家さんの「便宜結婚」ものが好物らしい。ヒーローもヒロインも最終的には好感持てるので読んでて楽。ヒロインが頑なな感じもするけど、双子の妹を亡くして色々思い悩んでることを思えば許容範囲内。前半のヒロインの行動が好きになれなくてあまり入り込めないので☆32015/12/02
糸車
2
コミックを読んでよかったので、小説も購読。読んでいる間中、コミックの絵柄で再生され、そのせいかスムーズに感情移入できた。ヒロインはすごく生真面目なんだろうな。だからこそ、妹の言葉を盲目的に信じ、行動するしかなかった。どっちも責任感のあるタイプで、愛に満ちた家庭で育ったヒーローがとても素敵でした。コミックを読んでいなかったら、また違う感想を持ったのかしら。2013/02/03
たまきら
1
うばわれたむすこを求め、オーストラリアに来たリア…富豪一家に大事にされている息子を見て心が揺れる…という設定。人を愛し、育て上げることってどういうこと?と言う視点で読むとなかなか面白いです。2014/08/27
くろうさぎ
1
ヒーローは思ったより、いい人で、その家族も意外といい人達で、、なんか、、気が付くとだらだら~~っと話が終わっちゃったかも・・・・。2010/05/17
満月-ya
0
★★★☆☆2011/12/11
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