内容説明
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でこぼこした形の面積や体積を求めるのに、でこぼこでない形に細かく分けて、それらを全部集めるというのが「積分」の考え方です。しかし細かく分けると計算が煩雑にもなります。そこで考えられたのが「微分」でした。微分とは、細かく分けた部分の変化を調べることによって全体を知るという方法のことです。この切っても切れない「積分」と「微分」の関係がおもしろいんです!
目次
第1章 はじめに、積分から考える(思い出そう!微分積分ってどういうものだった? 結局、微分積分って何をやってるの?―問題が解けたからといって、わかったことにはならない ほか)
第2章 お助けマンとしての微分(実は積分は難問を抱えている―計算ができない! 大変な計算を体験してみる―放物線と面積の計算 ほか)
第3章 微分についてさらに考える(微分とは何か―変化をどうやって調べるか 微分と接線の傾き―瞬間の変化のようすを表す ほか)
第4章 微分と積分の関係について考える(微分を積分に利用するとは?―どうして微分を利用すると積分計算が簡単になるのか? 積分したものを微分するともとに戻るのはなぜ?―学校では教えてくれないそのしくみ ほか)