内容説明
独り身で、貯金はゼロ。途方もないことに思えた夢は、いつしか「計画」に変わっていった。自然の中で大好きな料理を作り続けて「おいしい!」の顔に囲まれる至福。それは、ひたむきに料理の道を突き進んで手に入れた宝物。女ひとり、自分の力で新しい人生を作り出した料理研究家の情熱奮闘記! ※本作は、1997年6月、小社より刊行された『山の中の幸福なキッチン』を文庫収録にあたり改題、加筆、改筆、再編集したものです。
目次
第1章 私のキッチンができるまで(朝は日の出とともに どうしても欲しかった“私のキッチン” ほか)
第2章 「料理研究家」への道(小さい頃から、おもてなし上手 「飛び込み」の練習が私を鍛えてくれた ほか)
第3章 山の生活・山の食卓(引っ越して半年は、花と木ばかり植えていた ますますシンプルになった料理法 ほか)
第4章 ひとり暮らしの楽しみ方(さみしかったから、友達を招いた 麗子流、おもてなしの秘訣 ほか)
付録レシピ 私のおもてなし料理から(子どもの頃から食べて、私の味になった中華料理 お鍋のコトコトはくつろぎの音 ほか)