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内容説明
インドネシアでは、三〇〇の民族集団から構成される二億の国民が、四〇〇の母語を使用して生活している。一見平和な風景からは、穏健で寛容な秩序が保たれているように見えるが、多様な混沌を統御するために暴力と暴力がぶつかり合ってきたという厳しい現実もある。本書は、第二次大戦後の独立時に起因する問題が、六人の大統領の時代を経過しながら、どう変質して今に至っているかを、丁寧にリポートするものである。
目次
第1章 老ジハーディストの独白(バリ島爆弾テロ 二人の創設者 ほか)
第2章 民主化の果実と代償(スハルト 盲目の大統領はイスラム指導者 ほか)
第3章 三〇年間の独立戦争(多民族国家の苦脳)(紛争地アチェを襲った大災害 三〇〇の民族、二〇〇以上の言語 ほか)
第4章 外交の舞台へ返り咲き(威信復活の手応え 非同盟から反共へ ほか)
終章 脱スハルト時代のゆくえ(神話との訣別 支持率急落 ほか)



